「もっと薬を、もっと技術力を」これが、私の耳鼻科医としての目標となりました。 薬はどうするか。以前から時々使っていた漢方薬を本格的に応用することにしました。漢方薬は、実に多くの種類があり、薬の宝庫です。副鼻腔炎、難治性中耳炎、咽喉頭炎、気管支炎やめまいなどのさまざまな治りにくかった病気が次々と治せるようになりました。漢方薬は、局所だけでなく全身状態を改善する力が強いため、思わぬ効果を発揮します。しかし、漢方がすべてではありません。西洋薬には西洋薬の、漢方薬には漢方薬の得意分野があり、両者を上手に使い分けることが大切です。