週刊 談話室  
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2002年11月11日号

「今週の談話」
くすのき 木々の葉が色付き、風に舞い落ち、冬枯れの庭になって行きます。楠の木の下に入り、上を見上げると、たくさんの実がなっていました。この実をついばんでいる鳥がいました。ヒヨドリのようです。ウバメガシにもドングリがたくさんついています。カクレミノにも青い実がなり、ムクドリが飛んできてすばやく食べて飛んで行きます。藪柑子赤い実モズがねらっていました。くるくる回すしっぽがご愛嬌です。
 寂しい木立をみると、世の中の全てのものが崩れ落ちて行くような錯覚を覚えます。日本も世界も確実に破滅に向かって突き進んでいます。明るい春は果たしてくるのでしょうか。
 木の実は鳥たちの空腹を満たしています。しかし食べ過ぎるともう冬は越せないのです。私たちは余りにせっかちに、資源を使ってしまいました。我々に蓄えはすっかり減ってしまいました。
 夢のような欲望はもう見ないようにしよう。今のあるがままのこの姿を現実として、冷徹に見据えて行こう。明るい未来などおよそ幻なのだから。


「今週の病気」

 相変らず、かぜ様症状から様々な病気がでています。嘔吐・下痢も増えてきました。アレルギー性鼻炎の悪化する人もみられます。
 突発性難聴の患者さんが今週も2人来られました。1人は35dB、もう1人は40dBと低下しています。幸い、耳が聞こえないと言って、症状がでてからすぐに来られたため、二人とも信じられないことですが、翌日には正常に戻っていました。突発性難聴の治癒率は50〜60%と言われていますが、私のところではほとんどの人が完全に治っています。


「今週の患者さん」
 私の医院は松山市から30分、今治市から40分の距離にあります。両市から来られる患者さんもいます。たいていは、両市の耳鼻科で2〜3軒回ってから、「治らない」といってこられます。当然北条から松山地区に「北条では治らない」と言って行く人はたくさんいらっしゃるでしょうから、まあお互い様です。
 中学生のAくんもその1人です。アレルギー性鼻炎で鼻水、鼻づまりがあり松山の耳鼻科に通っていましたが「芳しくない」と言って来られました。鼻水があり、鼻内粘膜が浮腫状になって、鼻がつまっています。ここまで来ると、もう薬はお手上げです。薬では治りません。鼻の粘膜にレーザーを当て、病的粘膜を落とさねば治りません。早速、レーザー治療をしました。2週間後には鼻水も止まり、鼻の通りが良くなっていました。今後、鼻用スプレーを続けて使ってもらうと、良い状態が保たれるでしょう。
 アレルギー性鼻炎に対するレーザー療法の改善率は80%以上です。治りにくい人も少しはいます。


「ゴルフdeハッピー」
 ゴルフの奥義は深い。練習しても、練習しても思った方向にボールは飛んで行きません。うまく飛ばないと、クラブのせいにしてしょっちゅう、クラブを買い替える人がいます。実は、かって私もその1人でした。今はもうクラブは買い換えません。腕を磨くしか方法がなくなったのです。
 冬になると芝も枯れ、季節風が吹き、ますますゴルフは難しくなります。それでも、ゴルフは止められません。気分転換には丁度よいスポーツなのです。また、練習場で無心にクラブを振るのは、私にとっては座禅するのと同じことなのです。欲を棄てなければ、スイングは乱れます。敵に勝とうとか、ハンディを上げようとか考えていては、いけません。何事も、己を棄てることこそ大切です。
 もっとも、欲が無くなった時、誰もクラブを振らなくなるでしょう。欲があるからこそ、欲が棄てきれないからこそ、いつまでもクラブを振っているのです。
 欲が無くなれば、この世の中、おもしろくないし、成長もないでしょう。
 欲を持ち、欲を払う、これこそが人生を上手に生きる極意です。


「小石展deハッピー」
 特別賞を受賞された、植田純吉さん展覧会を開かれています。 似顔絵、水彩画、石絵、焼き絵と多彩ですが、お人柄がそのまま反映された、丁寧で、美しい作品です。松山市南梅本町アイアイエーにて19日まで。

 佳作ではありましたが、人気を博したのが神山勇さんの作品。
 ほのぼのしていて、心なごみます。
佳作 佳作

第6回 北条ユネスコ 『世界小石の芸術展』 入賞者はコチラ



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