週刊 談話室  
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2002年7月22日号

「今週の談話」
スイカと麦藁帽子 暑い夏が梅雨明けとともに、いきなりやってきた。
 夏といえば、西瓜、蝉、夕立、入道雲、麦藁帽子、そしてなぜか高校野球。
 振り返ればそれぞれに鮮明な思い出が詰まっている。
 縄で編んだ手提げに入れて父が持って帰った西瓜。兄弟で笑いながら食べた夏。
 長崎の平和公園はどの木にもがたくさんいて、待ち人している間に何匹も手で取れた。今年はまだ、蝉の鳴き声を聴かない。
 小さい頃の夏は、麦藁帽子をかぶり、海に行き、入道雲を見ながら真っ黒になるまで遊び、夕立で塩水を流しながら家に帰って来た。今はなぜか夕立も少ない。
 高校野球の壮行会。「たとえ実力はなくとも、全力でがんばってくれ」と言った生徒会長。全校生徒の前で誇らしげに上を向いていた選手達の膝は曲がり、肩は落ちた。そして、一回戦で敗退した。この言葉は、今でも私の胸に鮮やかに残っている。そして、これが私の高校卒業後の人生訓になってしまった。


「今週の病気」
 夏に流行るもの、プール熱とびひ
 プール熱とはプールを介して流行しやすい夏カゼです。咽頭結膜熱とも言われ、のど、目が赤くなり熱が出ます。アデノウイルスの感染です。
 とびひ伝染性膿痂疹と正式には言います。皮膚を掻いた所に細菌がくっつき、ここからさらに別の所を掻くと、細菌が飛び火してどんどん悪化します。主に抗生剤の内服と塗り薬で治します。しかし、塗り薬でよく効くものはありません。自家製ですが、黄連を入れた漢方の軟膏がよく効きます。


「今週の患者さん」
 咳が出て止まらないと、8才の子供さんがきました。小児科ではアレルギー性の咳と言われ薬をもらって飲んでいますが治らないと、私のところに連れて来られました。
咳は1日中つづき、夜になると悪化します。こんな咳は、私の"勘"では、副鼻腔炎による咳です。レントゲンを撮るとやはり副鼻腔炎でした。
 副鼻腔炎は、膿汁が鼻の中に留まり鼻詰まりを起こし、のどに落ちて咳を起こします。気管支炎も一緒に起こしやすく、これにより咳はますますひどくなります。
 こんな咳、意外に多いのです。


「ゴルフdeハッピー」
 今週はなんと言っても全英オープン
 注目のタイガー・ウッズがよこなぐりの冷たい風雨に負けた3日目。
 逆に踊り出た丸山茂樹。堂々たるプレイ振りは見るものを興奮させた。
 優勝したアーニーエルスの喜怒哀楽を抑えた沈着冷静さは、イチローを彷彿させ、武士道精神をどこで身に付けたかと聞きたくなる。
 スコットランドの天候は余りに天候の変化が激しく、フェアープレイを重んじるゴルフの精神に反するアンフェアーな地だ。
 深いラフは100人が探してもボールを発見できない恐ろしさ。
 どんよりとした天候は、先の見えない戦いを強いり、見るものに不愉快さも残す。
 ゴルフはやはり明るく清々しい空の下でプレイし、また見る方が楽しい。


サルスベリ「お庭deハッピー」
 急に庭木に毛虫が大発生。
 思案していると、タイミング良くSさんが消毒にきてくれた。
 今年は、楽しみにしていたサルスベリにたくさん花芽がついている。
 夏の間、次々に花を付けてくれそう。



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