週刊 談話室  
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2002年7月8日号

「今週の私の談話」
 斎藤 孝氏の「理想の国語教科書」はよくできた本だ。
著者が感動を受けた31編の名文が著者の解説付きで紹介されている。
 私はかって文学少年であった。中学校の図書室の本を全て読破するのを目標に猛烈に本を読み続けた。難しい本は、まさに斜めに、理解できるところだけの拾い読みといういいかげんさであったが、とにかく読んだ。
 著者のいう「読書はスポーツだ」と言うことばがピッタリの読書であった。だから、この本に紹介された文章の大半は何らかの形でお目にかかったものだ。しかし、改めて読み返すと、新しい発見をする。味わいぶかい文章にうなってしまう。また、著者の解説が大変秀逸で、すばらしいガイドを果たしている。びっくりしたのは、「全く下手な文章で読むに値しない」と投げ捨てた坂口安吾が紹介されていたことだ。
 この本を読んで、あらためて読書の楽しみ方を学んだ。


「今週の病気」
 相変わらず、おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)が流行っています。発熱と耳痛だけで来院する子供さんも見かけます。おたふくかぜを念頭に置いていないと誤診します。
 めまいの方も多くみられます。明らかな耳性めまいでCTやMRIを希望する方がいらっしゃいます。末梢性耳性めまい(メニエル病、前庭神経炎、良性発作性頭位めまい症など)が明らかであれば当然必要ありません。
 めまいでまず耳鼻科受診される方には、耳性めまいと分かればほとんどCTなどはとりません。脳外科などに駆け込む方にはほとんどCTなどの検査をしているようです。診療科によってめまいの捕らえ方に違いがあるからでしょう。


「今週の患者さん」
 突然喉の痛みがでて、声が出にくくなりました。感染をおこした黄色い鼻水、せき、たんに悩まされています。この患者さんはなんと私です
 ウインブルドンテニスを見ながらうつらうつらして、気が付いてみると喉の痛みがあり、声もかすれています。早めにと思い葛根湯を飲みましたが、症状改善しません。翌日はゴルフが入っていたので、汗をかけば治るかもと、ゴルフをしました。夜は夜で日本酒を飲む会があり参加。
 月曜日の朝、声が出ません。かすれ声しか出ません。女性スタッフの声を借りての診療です。
 次の朝、目やにがやたらたくさんくっついています。かすれ声にせきまで出てきます。どうも夏に子供の間に流行るプール熱にかかり、弱った鼻、のどに細菌感染が生じたのでしょう。
 3日目にはかなり改善しましたが、すっきりとは治っていません。
 何人かの患者さんから「お大事になさって下さい」と励まされ、恥ずかしい思いをしました。あまりかぜにもインフルエンザにもかかったことのない、自慢の丈夫な体も少しづつ、下降線をたどりはじめました。


「ゴルフdeハッピー」
ケヤキの木 夏になると涼しいケヤキの木の下で休みたくなる。
 2番ホールにあるこのケヤキの木は、実は私の寄贈したもの。
 残念ながらホールインワンなどの記念樹でなく、庭をやり変えたとき、不用になり、引きとってもらったもの。
 でも私の木である。

Kさんのショット Kさんのショットは見事である。
 右足の寄り、靴底の返り。
 理想的。乱れないフィニッシュである。


鈴木ご夫妻「飲んdeハッピー」
福島県会津にある曙酒造
蔵元の鈴木ご夫妻をお招きして、奥道後 竹寿庵にて宴会開かれ、私も参加する。
 地元の有機農米を使い、手つかずの無ろか酒を造っている。
 自然な香り、まろやかなコク。大吟醸 天明は本当においしい。
 素朴でやさしいご夫婦のチャーミングな挑戦は見事に成功。
 私達も応援したい。



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