|
2002年8月12日号
「今週の談話」
8月15日は日本では終戦記念日であり、お盆である。この日は、先祖の霊を祭る仏事を行うため家族が集まる特別の日である。これに関わりの無い人にとっては、うれしい夏休みとなる。この日を中心にして、1週間も休める人もいる。しかし、私たちは仕事柄、長い休暇は取れない。休める人が羨ましい。
この日は、昨年、88才で天寿を全うした父の命日でもある。父は、最後は寝たきりで食事も取れなくなり、折りからの雷雲に魂を抜かれるようにして、旅立って行った。
今年から、私にとってこの日は永遠に忘れられない日である。そしてまた、この日は残念ながら、今からは墓参りの日であり、もう旅行などには出かけることができなくなった。
暑い夏も、この日を境に徐々に涼しくなってくる。
「今週の病気」
かぜ様症状も下火となってきました。今年は、不思議なことにヘルパンギーナを見かけません。口の中にたくさんの口内炎を作って、痛がる子供がいません。感染症は流行が年によって異なります。
扁桃炎、扁桃周囲膿瘍をよく見かけます。扁桃炎がひどくなると、扁桃腺の裏に膿瘍ができ、痛み・発熱が続きます。こうなると、くすりで治すことは困難で、注射針で膿を抜くか、切開をして膿を出します。膿が取れると急激に症状は、改善されます。
「今週の患者さん」
遠くから突然来られた73才のご婦人。
耳が遠くなり色々な病院にかかりました。有名な大病院にもかかりました。しかし、どこの病院でも「この難聴はもう治らない」と一様に拒否され、行くところがなくなり、紹介してくれる人があって、私のところに遠路はるばる来られました。
聴力検査をすると、50〜60dBの感音性難聴です。これではさすがに治りそうにありません。しかも、大病院では、CTを撮り、多発性脳梗塞を指摘され、このため聴覚も衰えていると説明されたそうです。ガッカリです。
しかし、やっておきたい治療があります。耳管通気です。年齢と共に耳管の機能が弱まり、聞えなくなる事があるのです。聴力検査ではまず発見しにくい病気です。
耳管通気をしてみると、なんと右は50%ほどしか通らず、左は鼻中隔が曲がっていて全くエアーが抜けません。再三努力して、なんとか両方ともエアーを送り込みました。また、耳に効果のある針治療もしました。
「聞えはどうですか」と聞くと、「聞えます。今まで聞えなかった音が聞えます」
と大変うれしそうに話してくれました。
聴力検査でもわずか10dBですが聴力は改善していました。
次の日、手紙を書いて持ってこられました。電車のなかではワーッと音が響いて耳をふさいでいたのに、治療を終えて帰る電車の中では、スッキリと音が聞き取れ、TVの音も聞えるようになったそうです。
聴力検査で感音性難聴であると、もう年のせいにして治療をしないのが、一般的です。しかし、こんな難聴でも治療をすれば、わずかでも聴力は改善し、それ以上に気分をよくすることができるのです。
明るい希望をもってもらえるような治療をすることが私の医師としての信念です。
「ゴルフdeハッピー」
トップ女子アマの1人のOさん。
いつもキッチリ振り切り、ボールを正確に捉えねらった方向に真っ直ぐ打って行く。
ナイスショットの掛け声を出すのも疲れる見事なスィング。
時々ボールが曲がると、なんとなくホットする。
アプローチも極めて正確で我々のお手本だ。
しかし、私はいつまでも真似ができない。
「飲んdeハッピー」
純米吟醸 竹林 かろやか 丸本酒造 (岡山県鴨方町)
何回飲んでもおいしい、飲むほどに愛着がわいてくる。
ほどよい香り、口当たりの良い辛さ、そのあとに残るほのかな甘味。
舌の上にふくよかな丸みが余韻を引く。
どれを取っても一級品。
世の中に余り知られていない。とにかくおいしい。
「お庭deハッピー」
花の多い庭にしているので自然に蜂が寄ってくる。
いつのまにか、機械庫の屋根の下に巣を作っていた。
知らない人が来て、刺されると危ないので巣を取ってしまった。
鳥ではハト、モズが時々巣をつくる。こんな巣なら歓迎だ。
|