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2003年4月21日号
「今週の談話」
TデパートのCDショップに寄ったついでに、「日本の伝統展」と称した伝統工芸品の即売会場に入ってみました。木彫り工芸、本草木染、肥後の守、大島紬、べっ甲細工などが展示されていましたが、興味をもったのは江戸切子です。目の前でガラスの器に紋様を刻んでいます。職人によって刻む紋様が少し異なるそうですが、光の加減で美しく輝きます。その中でもシンプルな紋様のワイングラスを買いました。ネームを直ぐに入れてくれました。マイワイングラスができ上がりました。
本つげ櫛の売り場の前に立つと、職人がぶつぶつ口上を唱えています。よく聞くと、本つげ櫛はここの職人しか作っていなくて、相撲の大銀杏はここの職人が作った櫛を使っているとのことです。髪をとかしても不思議と静電気が起きません。頭皮が心地よく刺激されます。職人技に感動して1本買いました。
わたしたち医者も職人の1人です。一人一人の勘と技、創意と工夫が診療に生かされます。そこに個性的な診療が生まれます。私もその1人になりたいと思っています。
雨が降り、気温が上がってくると花が咲き始めます。数年前に鉢から植え変えた石楠花(シャクナゲ)が白い花を咲かせています。花弁が幾重にも重なり、華やかな風情です。
「今週の病気」
花粉症はヒノキが残っています。鼻の症状が激しくなって、駆け込んでくる人も何人か見られました。嘔吐下痢症、感冒も割と多くみられます。咳が長引く人も見受けられます。喘息は余り多くはありません。大人の急性中耳炎が急に増えてきました。季節の変わり目に体調を崩すせいでしょうか。
「今週の患者さん」
小学4年生の男の子。コホン、コホンと咳払いが続いています。鼻水、痰は、はっきりしません。喘息でしょうか、アレルギー性鼻炎でしょうかと母親が心配そうに相談しています。
この様な咳払いはよくみられます。鼻水が喉に落ちて行く時に無意識的に生じる咳払いです。副鼻腔炎様の症状の1つです。いわゆる咳止めのくすりは、効果はありません。麦門冬湯、麻杏甘石湯、小青竜湯などでは止まりません。鼻水は膿性でもないので抗生剤も必要ありません。では何を使えば良いのでしょうか。
辛夷清肺湯を使ってみました。これは効きました。飲むと咳払いが止まり、1週間で治りました。
「ゴルフdeアンハッピー」
ついに私が会員である、サンセットヒルズ・カントリー・クラブが事実上倒産しました。形式上、子会社に譲渡となっていますが、預託金の返還がほとんど不可能となりました。しかし、会員のプレイ権は保証され、将来的には会員券の売買も可能となります。
預託金を返せと訴訟している人もいます。経営者がなっていないと非難する人もいます。しかし、仕方ないでしょう。バブル時に高額の会員券を発行して作ったゴルフ場ですから、バブルが終われば、預託金が返せる訳がありません。誰が悪い?国でしょう。銀行でしょう。ゼネコンでしょう。そして、紙切れになることもあると分かっていても、将来高く売れると思って漁るように買った私達でしょう。
サンセットほど楽しいゴルフ場を私は知りません。いつも飽きさせないコース、綺麗で整備された芝、若くて良く教育されたキャディさん、優雅なクラブハウス、そして四季折々の花々。私はここでプレイできるだけで幸せです。月に数回このゴルフ場を歩くだけで、貯めこんだストレスは開放され、リフレッシュされます。

私は、十分に元を取っています。
がんばれ!サンセット!
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