週刊 談話室  
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2003年4月28日号

「今週の談話」
 ゴールデンウィークに入りましたが、4日にゴルフをする以外に私は何も予定がありません。久しぶりに部屋の整理、庭の手入れ、書店めぐりなどをしてのんびりと過ごす予定です。
 
 先日、「漢方入門講座」があり、勉強会仲間のドクターが講演されたため、他人はどんな講演をするのだろうと興味があり、聞きにいきました。私も時々、講演の依頼を受け講演することがあります。去年はこの「漢方入門講座」の講演を私が担当しましたが、自分の講演に自信が持てなかったため、他の先生の講演を今後の参考にしようと考えました。
 講演を聴いて、視点が異なれば講演内容がずいぶん違うな、と思いました。内科医と小児科医の、私とは立場の異なる医師の講演のため、私の耳鼻科医としての見方、考え方とは微妙に違い、漢方処方もかなり異なっていました。漢方は医師によって病気に対する見方が違い、処方する漢方薬が異なることがよくあります。これは医師の視点の差、得意処方の差があるためでしょう。
 私がもっていない考えを聴かせてもらい、多いに役立ちました


藤の花 最近の雨に打たれ、せっかく綺麗に咲いていた藤の花もすっかり色あせてしまいました。藤はどんどん蔓(つた)を伸ばして行くため、すぐに藤棚いっぱいに広がるのかと思っていましたが、意外と成長は遅く、10年たっても藤棚はまだ隙間(すきま)がたくさん見られます。木も若く、まだ長く垂れ下がることもありません。
 藤棚いっぱいに美しく長い藤の花が垂れ下がるのはいつの日なのでしょうか。


「今週の病気」
 花粉症は、ヒノキは終わったようです。ホソムギ、スズメノカタビラなどの雑草の花粉が飛び始めました。道端、田んぼ、畑によくみられます。
 喘息発作はあまり見られません。最近は喘息用の薬が大きく進歩したため、発作を起す人は少なくなりました。
 中耳炎が増えています。軽症から難治性まで様々です。難治性でも、色々治療を工夫すれば良くなって行きます。決して耐性菌のせいとは思いません


「今週の患者さん」
 45才女性2週間前から左耳がピーピーと耳鳴りがして、つまった感じがすると言って来られました。聴力検査をすると聴力に異常は見られません。単なる耳鳴症かと思っていましたが、なにか変です。耳管がつまったのかと思いましたが耳管通気をしても変化がみられません。こんな時は、改めて詳しく問診を取りなおさなくてはなりません
「耳鳴りが起きる前に何か大きい音を聴くとか、ロックのコンサートに行ったことはありませんか」と聞いても、「思い当たりません」と言われます。「おかしいな、なんか変わったことがあったはずですが」としつこく聞きました。
「そう言えば、前の日に映画を観に行きました。でも、ディズニーの静かな映画ですよ。映画は好きでよく観ますが、今まではなにも有りませんでしたよ」
「それ、それですよ。静かと言っても、映画は時々大音量で響きますからね。内耳の聴毛細胞の疲労で耳鳴りが起きたと思ってください。普通は、自然に治りますが、場合によっては耳鳴りが残ることもあります」と言いながらも、2週間も経っているから治り難いかな?と不安に思いました
 苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)とアデフォスの内服薬、そして翳風、完骨、合谷、大淵への鍼治療を行いました。1週間後にはほとんど症状は取れ、10日後に治りました
 幸いにこの方は治りましたが、いわゆる音響外傷による耳鳴り、聴力低下は治らないこともあります。早めの治療が必要であることは言うまでも有りません。


「ゴルフdeハッピー」
深い霧に包まれたゴルフ場 久しぶりに木曜の午前の休診時間を利用して、ゴルフをしました。8時スタートなので、7時40分にゴルフ場に着きましたが、仲間は誰も来ません。おかしいと思って待っていると、電話がありました。Yさんが交通事故に遭い、来られなくなったとのことです。幸い、車が追突されただけで、身体に損傷はなかったそうです。
 間もなく、仲間が到着しましたが、ゴルフ場は深い霧に包まれています。100ヤード先がやっと見えます。いずれ霧は晴れることを期待してプレイを始めましたが、途中で急に雨が激しくなり、リタイアしました。
 ゴルフはやはり、天気の良い日にしたいものです。



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