2007年10月24日号
「今週の談話」
暑く長い夏が終わり、秋の気配が急に深まりました。
昼は暑いので油断して薄着で出かけると、夜には気温が下がり風邪気味になります。
鼻水、咳でこられる人が増えました。
のどを真っ赤に腫らして、救いを求める人も多くなりました。
耳鼻科外来は寒くなると、色々な病気の人がこられます。
今の時期の花粉症もあります。
キク科花粉症と呼ばれていますが、私の地域ではヨモギが原因のようです。
「花粉症が出ました」と言ってこられる人に騙されることがあります。
鼻やのどを見ると少し充血しています。これをプロは見逃しません。
「これは花粉症じゃないよ、風邪のひき始めですよ」と言い、納得してもらいます。
中耳炎も増えてきましたが重症例はまだ無く、鼓膜を切開しなくても治る例が大半です。
鼻がぐちゅぐちゅになってくると、中耳炎も重症化してきます。
「今週の患者さん」
72才の男性。
作業服のまま、のどを押さえながら診察室に駆け込んでこられました。
「のどに松の葉が・・・」と言って顔をしかめています。
奥さんも心配そうに付いてきています。
松の木の剪定をしているときに、松の葉がのどに入ったのだそうです。
口を開けてもらうと、松の葉の一部が扁桃腺に当たっています。
のどの下(喉頭)から扁桃腺まで長い松の葉が伸びています。
ピンセットでひょいと掴み、取り除きました。
「こんなに長い松の葉が入っていましたよ」と、のどで温められ、湯気を出している松の葉を見せました。
「ワーッ、生き返った。楽になりました。やっぱ、先生だな」と喜んでくれました。
「ハハハ、プロですから!」と言いながら、長い松の葉を見ると、急に笑いが止まらなくなりました。よくまー、こんなものを入れたままで・・・。
「野に花、山に鳥」
ゴルフ場の茶店を出ようとすると、大きいキンモクセイの木に鳥がきていました。
メジロです。キンモクセイの蜜を食べに5〜6羽が飛び交っています。
春には、彼岸桜の花にメジロが群れをなすといわれています。
いま来ているメジロが飛んで行くのでしょう。
春が待ちどおしくなりました。
(デジカメをパソコンに取り込んでびっくりしました。メジロがピンボケです。
オートフォーカスにしていたのでうまく撮れませんでした。マニュアルに切り替えたときにはもうメジロは去っていました。残念!)
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