2007年11月19日号
「今週の談話」
日に日に寒くなってきました。
週末には鹿児島の鹿屋に講演に行ってきました。
松山から福岡を経由して鹿児島まで飛行機で行き、その後は1時間半もタクシーに乗って鹿屋に着きました。この旅行は大変疲れました。
会場に着いたときにはすでに定刻を過ぎていたので、お茶をすすっただけで、いきなり講演を開始しました。

演題は「風邪症候群における漢方治療」です。
風邪の初期治療からこじれたときの治療まで、そして治りにくい咳の治し方を丁寧に説明しました。
「風邪の初期は麻黄湯(まおうとう)、葛根湯(かっこんとう)などで発汗解表させ、少しこじれると、小柴胡湯(しょうさいことう)や柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)、補中益湯(ほちゅうえっきとう)を使うと治りやすい。
咳には小青竜湯(しょうせいりゅうとう)、麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)、麦門冬湯(ばくもんどうとう)などを症状に応じて使うときれいに治ってくる」と強調しました。
その他に、「かぜが悪化して副鼻腔炎になると辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)、荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)が効果を発揮する」と説明し、最後に難治性中耳炎の治し方を話しました。

講演の後で食事をいただきました。
鹿児島はきびなごといも焼酎です。
黒ジョカで温めた焼酎を飲みながら、きびなごの料理を楽しみました。
「今週の病気」
インフルエンザのシーズンとなりました。
すでに、都会を中心にしてインフルエンザが流行っていると報じられたせいか、今年は予防接種する人が多く見られます。
特効薬のタミフルはいろいろと問題が出てきたため使いにくくなりました。
昔からインフルエンザの特効薬とされていたのは、麻黄湯(まおうとう)です。タミフル以上の効果があるといわれ、見直されています。
今年は麻黄湯(まおうとう)の大活躍が見られそうです。

「野に花、山に鳥」
早くも、詫び助の一種の西王母が咲き始めました。
江戸末期から金沢に伝えられている名花です。
うすいピンクの花が美しい。
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