2008年11月27日号
「今週の談話」
庭の木々の葉が黄色や赤色に染まり、その葉も落ち始めました。
落ち葉も積もってきました。
残された木の枝は裸になっていきます。
柿の木には、もぎ取らずに残しておいた実が熟し、鳥たちの餌となっています。
その木の背景には抜けるような青空が広がっています。
数年前から今年にかけて、個人的に懸案していたことが片付きました。
医院経営のために借りていた銀行からの借り入れはすでに返済しました。
子供たちの大学進学も果たすことができました。
やれやれと安心してみると、今まで張り詰めていた気力が無くなっていることに気づきました。
人生の一仕事が終わったかのような錯覚を覚え、自分の新たな目標を立てることができません。
対外的な仕事には魅力を失い、個人趣味の世界に興味が増してきました。
殻に閉じこもっていく自分に失笑する有様です。
東温市の学生アパートに住んでいる娘と久しぶりに二人だけで会食をしました。
将来のことなどを語りあっていると、一人前の医者となって娘や息子が帰るようになるまでまだ10年はかかることを知らされました。
福岡に行ってしまった息子はこんな田舎には帰ってこないかもしれません。
まだ10年は頑張らねばなりません。
もう一度モチベーションを高め、健康を維持し、家族との絆も強くして子供たちが帰ってきてくれるのを楽しみに頑張る覚悟を決めました。
ますます医療技術も高めたいと意欲がわいてきました。
趣味の世界でも腕を磨いていきます。
葉を落とした木々の先端を見ると、すでに新たな芽を宿しています。
希望の春を何回も迎えたいと思います。
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