2008年11月3日号
「今週の談話」
今年は、源氏物語が執筆されて1000年になるそうで、様々なイベントが行われています。
日本で初めての小説が日本で最高の作品と聞かされてきました。
海外でも盛んに紹介されているそうです。
しかし、私は源氏物語を全巻読んだことがありません。
高校生のころは、古文が苦手でした。
その最大の理由は、テキストの源氏物語の文章の難解さにありました。
紫式部がにくい思いがしていました。
その思いがあるのか、現代文の翻訳を読む気もおきません。
そもそも古典があるのに現代訳で読んでも面白さは半減でしょう。
どうせ読むなら古典で読むべきでしょう。
古典の理解しがたいことは、その風俗にあります。
言葉だけでなく、しきたりが分かりがたいのです。
もしその時代の風俗が分かっていれば、もっと読みやすいでしょう。
今の総理大臣はまんがが好き、秋葉原が好きといわれています。
まんがもほとんど読まず、秋葉原も知らない私は、彼をよく理解できません。
そうした風俗を私は余り知らないからだと思います。
人を知るためには、その人を取り巻く環境、風俗を知らないと理解できがたいのは当たり前のことです。
「野に花、山に鳥」
木々が葉を落とす季節となると、花を咲かせ始めるのが椿です。
椿は何千種類もの品種があるそうです。
鳥が蜜を食べながら花から花へ渡るため、次々と新品種が生まれます。
椿の花は蜜を蓄え、その実から椿油が取れます。
長寿を「椿寿」と呼ぶほどめでたい花です。
椿の旺盛な生命力を見ていると、年々椿が好きになってきました。
この椿は「西王母」という品種です。
そのつぼみは桃の実を連想させる美しい花です。
今年が一番花を多くつけました。
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