2008年2月28日号
「今週の談話」
2月に入って寒い日が多く、インフルエンザ様の感冒が流行りました。
同じ時期に発熱を伴う嘔吐下痢症もみられ、混乱しました。
私は基本的には、インフルエンザなら麻黄湯(まおうとう)、嘔吐下痢なら五苓散(ごれいさん)で治療しています。
インフルエンザは検査薬があるため、インフルエンザ様症状のある人には検査を行います。
インフルエンザ陽性ならタミフル、リレンザをだしてもいいのですが、副作用が問題になっているため、飲めるなら麻黄湯をだします。漢方薬が苦手という人にはタミフル、リレンザをだします。
「漢方でこんなに早く治るとは思ってもみませんでした」といってこられる若い母親は何人もいました。
麻黄湯は抗ウイルス薬(タミフル、リレンザ)より早く治すことができます。
また、検査の結果陽性でも陰性でも使えることが大変ありがたいのです。
検査結果が陰性だけど、症状から考えるとインフルエンザに間違いないと思うことはしばしばです。このときにタミフル、リレンザはさすがに使いにくいのですが、麻黄湯なら安心して使えます。
もちろん漢方治療は体質・体力(証)をみながら行います。
インフルエンザでも、桂枝湯(けいしとう)や葛根湯(かっこんとう)の方が適している人もいるので、注意が必要です。
嘔吐下痢症なら五苓散を主として使います。
消化管から気持ちよく感染しているウイルスを流しだす働きがあるため、治りが早いのです。
西洋薬は消化機能を抑制させるように働くため、ウイルスが残りやすいのでしょうか、すっきりとは治りにくい感じがします。
「野に花、山に鳥」
山を歩いていて、野鳥を見つけると、シャッターを押します。
望遠で撮るため、帰ってきてからパソコンに入れて初めて、ああ〜この鳥だったのか、と分かることがよくあります。
この鳥もその一つです。
尾の長さをみてエナガなんだ、と知りました。
おちょぼ口、尾羽が長いのが特徴です。
すずめと同じくらいの小さい鳥で、メジロなどと群れをなして飛んでいます。
このときも、飛んできた群れの中の一羽を写真に収めました。

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