2008年7月24日号
「今週の談話」
今年は特に暑い夏に思えてきます。
外に出るだけで熱中症にかかったようなだるさを覚えます。
ゴルフ場から見た北条の町も暑さにぐったりとしています。
熱中症にかかると脱水症状で頭痛やめまいがしてきて尿が出なくなります。
ひどくなると体温の調節も狂ってきて、熱が出てきます。体液が失われて、筋肉痛、痙攣もおきやすくなります。
炎天下でのスポーツには気をつけねばなりません。
私は、夏のゴルフにはスポーツドリンクを十分に持っていきます。
頭痛、めまい、利尿に効果のある五苓散(ごれいさん)を飲み、項部を冷やします。UVカット効果のある日傘を使うこともあります。
それでも夏のゴルフを終えたあとは体がだるくなります。
これに睡眠不足が重なると、よく日に血圧が上がったり、不整脈が出たりします。
夏のスポーツは健康管理を怠ると致命的になることもあるため、十分に気をつけて行わねばなりません。
「野に花、山に鳥」
夏になるとムクゲが南の太陽を浴びるように、次々と花を咲かせます。
澄み切った青い空を背景に花弁の底に紅をつけた白い花が咲きます。
「今週の患者さん」
70才 女性
めまいがあり治療を行っていました。
数日してめまい感もおさまりかけたころ質問を受けました。
「この何年も血圧が高く、くすりを色々変えて飲んでいるのですが、140より下がったことがありませんでした。先生のところでめまいのくすりをもらってから、130にまで下がって身体が楽になりました。夜に主人と歩いているのですが、身体がしゃきんとして、主人を追い越して歩くことが多くなりました。このくすりには血圧を下げる効果があるのですか?」
この方には苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)を出していました。利水作用があるため、めまいに有効なくすりですが血圧を下げる効果もあります。
水分の代謝が良くなり、血圧の異常を治す効果があるのでしょう。
西洋薬だけで降圧効果が十分でないときにこのような漢方薬が効くことがよくあります。
私も血圧が上がったり、動悸がしたりしてめまい感を覚えることが、たまにあります。そのときは、苓桂朮甘湯を飲んでいます。
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