週刊 談話室  
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2009年7月29日号

「今週の談話」

高校1年の女子生徒

耳が聞こえにくいと言って来院し、一ヶ月前から治療しています。

両側30dB(正常は10dB以下)の感音性難聴です。

治療効果が上がりません。何か変です。

こういう時は雑談をしてみて背景を考えなくてはなりません。

この年齢の子には心因性難聴という病気も疑う必要があるからです。

ストレス、生活環境などを聞きました。

ヒントが一つみつかりました。

高校でブラスバンド部に入っていてトランペットを吹いているそうです。

夏休みにブラスバンドの大会があるそうですが、とりあえず部活を休んでもらいました

すると、1週間で約15dBと改善し、2週間目には10dB以内に正常化しました。

これは音響外傷(急性音響性聴器障害)と考えられます。

鼓膜を振動させ、耳小骨で増幅した後、内耳の基底板に伝導し、そこから電気信号脳に送られ音を分析判断することになります。

基底板の過度の振動により物理的疲労が生じ、内耳性難聴となったようです。

ブラスバンドの大音量耳の疲労を生じていたのです。

ポップス歌手バンドマンなどはこのような難聴によくなります。

ロックコンサートに行って、耳鳴りや難聴になることもあります。

現代は音が溢れています。

自分の耳に適しない音は避けねばなりません

「今週の滑稽俳句」

いきなりドーンという大音響が響きました。

花火大会が始まりました。

爆発音に遅れて花火が見えます。

中には、気づいたら煙だけ残っていることもあります。

音響き煙残して花火かな

花火見る首凝りだけを残しけり

花火


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