2010年7月15日号
「今週の談話」
長い梅雨の季節も終わろうとしています。
梅雨前線はまるで日本列島を川のように覆い、大雨を降らせます。
この頃は、各地で豪雨が発生します。
この大雨により、松山城のふもとにある俳句の聖地・愚陀佛庵が倒壊しました。
愚陀佛庵は正岡子規と夏目漱石が下宿していたという、有名な建物です。
うっそうとした城山の樹木に囲まれた静かな佇まいで、訪問する人に安らぎを与えていました。
この建物は一般公開されていて、句会などに利用されてきました。
私も句会で入ったことがあります。
館長の八木さんにお見舞いメールを送ったところ、状況を生々しく伝えるお返事をいただきました。
「100年に一度という集中豪雨の威力を崩壊現場に立って実感しました。
現場は松山城のロープウエイの終点で、長者平の売店の裏手の崖で見下ろすと、幅30メートル高さ60メートルほどの山肌が地滑りを起こしていました。いちどきの豪雨で一気に崩落したものです。山肌の立ち木とともに土砂が愚陀佛庵を直撃したものです。観光客や俳人が居ない時間帯だったことは救いです。
愚陀佛庵は間違いなく再建されます。ご安堵ください。萬翠荘は当面、危険のため閉館となっています」
愚陀佛庵は貴重な建物であり有名な観光スポットですから、必ず再建されると思いますが、裏山の修復などの手間を考えると、より安全な場所に移築されるかもしれません。
いずれにしても、早く再建され、再び句会ができることを期待しています。
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初夏の庭にはシモツケのピンクの花が美しい。
バラ科の花で、ぽやぽや感がかわいらしい。
風がそよぎ、花はゆらりゆらりと揺れ、花の上で休んだ風は揺られて眠る。
シモツケの花に揺られて風眠る
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