週刊 談話室  
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2010年3月4日号

「今週の談話」

3月になっても寒い日が続きます。

スギ花粉の飛散は、今年は遅れていました。

2月末まで症状の出ない人が多く、3月になってから治療に駆け込む人が増えてきました。

病気になぜかブームというものがあります。

特定の病気が特定の季節に突然現れるのです。

花粉症はもちろんその一つですが、私が不思議に思うのは「鼻血」です。

なぜか、「鼻血が出ました」と言って来られる人は春に多いのです。

鼻水が出やすく、鼻をかむ機会が多いときに鼻血が出やすいのは分かりますが、鼻水とは関係なく、出血場所が特定できないような、深部からの「鼻出血」が何人も続けてきます。

鼻の入口部からの出血なら、血管を凝固して止めることができるのですが、おおよその場所しか分からない深部からの出血では、凝固剤入りの綿花を挿入するしか止血の方法がないので、止まるまで数日かかることもめずらしくありません。

深部からの出血高齢者に多く、血圧が高くなったときにおきる傾向がありますが、中年の人で勢いよく出る場合もあります。

春を過ぎると鼻出血の患者さんは少なくなります。

「野に花、山に鳥」

スズメの大群が庭の枯れ木に集まって騒がしく鳴いています。

久しぶりにスズメを撮っておこうと思い、デジカメで撮りました。

しばらくカメラに収めたまま放っておきましたが、思い出してパソコンに写してみると、何か様子がおかしい。急いで図鑑を引っ張り出してみると、スズメと思っていた鳥は「ニュウナイスズメ」という冬鳥でした。

いままで観察の報告を見たことがありません。

写真は逆光できれいには撮れませんでしたが、貴重な写真です。

ニュウナイスズメ


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