週刊 談話室  
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2010年8月25日号

「今週の談話」

感染症であれば、次々に同じ病状の方が来られますが、慢性疾患ではそのようなことは無いのが普通です。

しかし、鼻出血、突発性難聴、顔面神経麻痺などの方が立て続けに来院されることは、不思議とよくあることなのです。

最近、一週間の内に3人もの真珠腫性中耳炎の方を診ました。

3人とも40才前後です。

小さい頃に中耳炎を繰り返していて、最近急に耳が痛くなり、耳漏が出てきたという症状まで同じです。

その一人の方の耳には、鼓膜の上方(上鼓室)に真珠の玉のようなきれいながありました。まさに真珠腫です。

その他の二人の耳には大きい耳垢の塊があり、耳漏と一緒になってぶよぶよしています。

これらの塊(真珠腫)を時間をかけて丁寧に取り除くと、上鼓室に穴が開いています(鼓膜の穿孔)。

いずれも真珠腫性中耳炎です。

滲出性中耳炎はよくある病気です。

きちんと治療すれば治すことが可能です。

しかし、治療を中断してしまうこともよくあることです。

このように、治療をやめた人が真珠腫性中耳炎となりやすいのです。

滲出性中耳炎の中には、鼓膜の落ち込み(陥凹)がひどく、鼓膜が骨壁にくっつく場合があります(ゆ着性中耳炎)。

この状態になると、鼓膜の振動が悪くなり、さらに鼓膜の振動を内耳に伝える耳小骨の動きも悪くなり、聴力は低下してゆきます。

これを放置しておくと、真珠腫性中耳炎に移行することもあるのです。

こうなると手術の検討をしなくてはなりません。

今では真珠腫性中耳炎になる人は少なくなっていますが、注意が必要です。

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夏だよりにペーパークラフト金魚をもらいました。

広げると立体的になり、まるで金魚鉢の中を金魚が泳いでいるようです。

金魚

今どきは空中遊泳する金魚



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