週刊 談話室  
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2013年12月11日号

「今週の談話」

30才の女性関東地方から治療に来られました。

耳閉感頭重感が約2年間続いています。

近くの耳鼻咽喉科から東京の大学病院まで受診しましたが治りません。鍼治療や漢方薬も試しましたがいい結果が得られていません。

受診した施設により病名は異なり、耳管狭窄とも耳管開放症とも言われ、混乱しています。

私は先ず、鼓膜を観察することから診察を始めました。

鼓膜の動きは正常です。呼吸により動くことはありません。

耳管機能検査では右側がやや開放していますが左はむしろ閉鎖気味です。

このように耳管機能検査でもはっきりしない方には、私は耳管通気をして開放症か狭窄症か確認します。

耳管通気音では右は開放音があり、左は狭窄音が聞き取れました。

これで右は耳管開放症(軽度)、左は耳管狭窄症(軽度)と診断しました。

しかしこの方の一番困っているのは、耳閉感頭重感です。

この診断だけでは頭重感は解決しません。

このようなときは、鼻からのどの上(上咽頭)まで見ておかねばなりません。

ここを観察すると、上咽頭から耳管周囲にやや発赤腫大が見られました。

これが耳閉感と頭重感の原因のように見えました。

そこで、ここを治療すると、頭がすっきりして耳の塞いだ感じも取れました

耳の異常感のある人で耳を治療しても治らない方は、上咽頭から耳管周囲の治療をしてみることも大切です。

急に寒くなると黄変した葉がさわさわと散って行きます。

これからは冬木の枝ばかりが目立つ風景になります。

黄落やくるくる回すスパゲティ



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