2014年2月20日号
「今週の談話」
70才の女性が60年間以上耳漏が続いて治らないと言って、遠方から来られました。
「本屋で先生の書かれた本を買い読みました。いつまでも治らない耳を治してもらえると思い来ました。いままでどこに行っても治りませんでした」と真剣な顔をされています。
「私の本はもう売っていないのですが、どこで買いました?」と聞くと、
「古本屋です」
「いくらでしたか?」
「70円でした」
「定価1500円の本が70円でしたか」と苦笑しました。
さっそく耳を診ると、両方とも耳漏が充満していました。痒みも強そうです。
典型的な慢性中耳炎の耳漏です。
この様な何十年と耳漏が続く方はたくさんいます。
そして今まで何人も治してきました。
「これは、2週間も治療すれば治ります」と言ってから治療を行いました。
左耳は3日後に来られた時にはもう耳漏は止まっていました。 右耳は7日後に来られた時に耳漏が治りました。
意外に早く両耳とも1週間以内で治りました。
「こんなに早く治ってびっくりしました。70円で思い切って本を買って良かったです。神様は本当にいるのですね」と最大級のお礼を言ってくれました。
慢性中耳炎の耳漏は丁寧に処置を行えば治すことができます。
今まで、どこでも治らないと言って何人もが来られ、そのたびに治してきました。
鬱陶しい耳漏から解放されると、大変楽になります。
誰もが、大変感謝してくれます。
ただこのような耳は再発しやすいので、少なくとも一か月に一度は継続治療をしておいた方が安心です。
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冬の寒さに耐えて水場の苔は生きいきとしています。
苔の一本一本に生命力が溢れています。
早春の苔に隙間のなかりけり
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