週刊 談話室  
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2014年9月1日号

「今週の談話」

今年の夏はうやむやに終わりました。

太平洋高気圧の勢力が弱かったという天気解説を聞けば納得がいきますが、ギラギラ照りつける夏空は数日しかありませんでした。

梅雨が明けたと思ったら、しばらくして秋雨前線が永遠に停滞している感じでした。

各地で雨による災害が頻発して異常な天気でした。

夏になると百日紅の花が楽しみなのですが、今年は日照不足で花が余り咲いていません。

私の住んでいる松山市は台風、地震、雪などの被害がほとんどありません。

後ろに四国山脈、前に瀬戸内海があり、そのおかげで温暖で静かな季節が巡っていきます。

穏やかに人生を送るには適した町だと思います。

私たちは奇跡の星である地球奇跡的に平和に暮らしています。

宗教的な争いとは縁がないし、不気味な感染症からも逃れています。

心配なのは、人間の設計図以上に長生きしているため、様々な病気と付き合っていかねばならなくなっていることくらいです。

しかし、いつ世界経済が突然崩れるかもしれないし、どこかで偶発的に核兵器が爆発するかもしれません。

私たちだけが豊かに平和に暮らしていけると思っているのは、おそらく夢物語でしょう。

幸いに私たちはせいぜい生きて80年程度です。

一万年も生きていたらこれから起きる不幸を見なくてはなりません。

今生きている私たちは、本当に幸せな時間を過ごしています。

いましばらく、コーヒーを啜りながら、俳句集を読んで静かな時間を楽しみたいと思います。

久しぶりにいい天気になった日曜日に、伸びきった庭の草を刈り、草の香りをかぎながら、そんなことを考えました

百日紅

伸び伸びと天に触れたり百日紅



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