2015年4月2日号
「今週の談話」
春らしい気候には程遠いのですが、桜も咲き始め、春がやってきました。
桜の木は基本的には接ぎ木で育てるそうです。
白い桜とピンクの桜が同じ木に咲いていることがよくありましが、白い桜の台木にピンクの桜を継いでいるからなのでしょう。
しかし、木瓜(ボケ)の花は接ぎ木しているのではないのに、白色と紅色が混ざり合って咲きます。
不思議な魅力的な花です。今、木瓜が咲き始めました。
神童と言われしことも木瓜の花
「航空性中耳炎〜耳管開放症」
飛行機から降りるときに、鼓膜の外の気圧は上がり、中耳の気圧が相対的に下がります。鼓膜にも耳管にも外からの圧力が強く働き、鼓膜は内方に伸展・陥凹し、耳管は閉じます。鼓膜が強く引っ張られて陥凹するため、出血や強い痛みを伴います。
鼻かぜ状態で耳管が閉じやすくなっていると、降下時は耳管がすぼむように閉じて中耳(鼓膜から耳管までの空間)の内容圧も下がっています。
中耳腔が陰圧になるので、周囲から滲出液が引っ張りだされて、滲出性中耳炎になります。
これが航空中耳炎と呼ばれるものです。
滲出液が貯留しているため、鼓膜切開したほうが早く治ります。
しかし、その後も耳閉感が残ることが多いです。
耳管内の粘膜にある貯留液が滲出液として吸い出されるため、耳管粘膜が痩せてしまい、耳管開放症になります。耳がこもり、聞こえにくくなります。
こうなれば、治す方法は一つです。
耳管内にシロップを注入し十全大補湯を飲んでもらうしか治す方法はありません。
しかし、残念ながらシロップ注入法は熟練の技を要するため、治療法として広まっていません。また十全大補湯単独では治り難いです。
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