2015年11月3日号
「今週の談話」
11月に入って急に寒くなりました。
今までは昼間に冷房を入れていたのに、このところの冷え込みで、午前中は暖房を入れるようになりました。
紅葉はまだですが、庭の山茶花がすでに咲いています。
山茶花は次々に花を咲かせるので、落葉の季節になっても庭が華やぎます。
蹲(つくばい)の周りに苔が生え、蹲の中にまで侵入してきていたので、剪定ばさみで大きく切り取りました。
今からは野鳥が山から里に下りてきますので、蹲の水も綺麗にして野鳥が水浴びできるように整えました。
強い風で倒れた鉢物の鉢が割れていたので鉢を入れ替え、野分の後始末をしました。

天辺の白き時空や十一月
「めまいのわけは」
新聞の読者コラム欄に、めまいについて79才の女性が手記を載せていました。
「目まいの発作で時々倒れる。耳鼻科も3カ所行って検査してもらったが、目まいの原因は見当たらないと言われた。先日も椅子に掛けている時、突然の目まいで床に倒れ込んだ。近くの総合病院へやっと行って、運よく脳神経外科の先生が丁寧にみてくれた。耳鼻科系ではなく心因性の神経過敏症とのことで、メンタルクリニックへ行くように言われた。メンタルクリニックへ行った。処方された薬を飲むと全身の力が抜けて、このまま寝たきりになりそうな不安を持った。次に漢方医を訪ねた。漢方薬で良くなることを期待している」などと記していました。
心因性の神経過敏症とは何でしょう。これは、CTなどで異常がないので、脳神経外科医が心因性にしたのだと思われます。めまいではっきりと病名のつかない人はたくさんいます。職場の人間関係で悩み不安神経症になってふらふらになることはよくみられることです。高齢者になれば血圧が不安定になったり、脳の側頭葉のあたりの活動が低下してめまいを生じます。メンタルクリニックの精神安定剤で治っていないところをみると、不安神経症ではなかったようです。高齢者なので、側頭葉の機能低下か血圧の不安定(高血圧症、起立性低血圧症など)が一番考えられます。このようなめまいの人には漢方薬が効果的なことがあります。苓桂朮甘湯(リョウケイジュツカントウ)や半夏白朮天麻湯(ハンゲビャクジツテンマトウ)、真武湯(シンブトウ)などが効きそうです。
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