週刊 談話室  
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2016年1月24日号

「今週の談話」

海岸沿い急に寒波が押し寄せ、平野部でもの舞う天気となりました。

海岸沿いを覗いて見ると、海は荒れ波頭が押し寄せていました。

各地の行事も交通事情などもあって中止となっています。

今年は暖冬の傾向でしたので、インフルエンザの流行は1ヶ月ほどずれて、最近少しみられるようになりました。

インフルエンザに有効といわれたタミフル耐性が生じているという説があり、私は使っていません。タミフル無効なら小児に出す抗インフルエンザ薬はありません。

しかし、私はインフルエンザに対して漢方薬が飲める子には麻黄湯(まおうとう)で治しています。麻黄湯ならインフルエンザであっても感冒であっても効果がありますので安心して使えます。

4歳の男児が発熱、鼻水、喘鳴を伴う咳があって来院しました。インフルエンザが強く疑われたため、麻黄湯を出しました。

翌日には解熱し、激しい咳も改善しました。このように、インフルエンザに対して麻黄湯は有効です。

吸入式の抗インフルエンザ薬はまだ効果がありますが、吸い込む力の弱い小さい子には使えません。

「ふらつきと耳管開放症」

足がふらつき、頭も耳もすっきりしません70歳の男性が来られました。

左耳がワーンと鳴るそうです。歩くとふらふらしています。

糖尿病でしばらく入院生活を送っていたためか顔色は悪く、東洋医学的にはしています。このような方を元気にするには附子の入っている真武湯(しんぶとう)が適しています。真武湯を飲んでもらい、めまいに効くツボの治療をしました。

耳の方は耳管開放症が疑われたため検査をすると、やはり左の耳管開放症でした。シロップを注入する治療を3日ほど繰り返しました。

この治療で2週間後にはすっかり元気になり、しっかり歩けるようになりました。

耳管開放症が原因でめまい感、ふらふら感を生じることがあります。耳管を治せばこれらの症状が改善することがあります。

「今週の俳句」

鉄塔の立つ大地より大根引く

この句は指定されていた「鉄」を使って作った俳句です。

近景に大根引き、遠景に大地に立つ鉄塔を配し、大根を引き抜く人があたかも鉄塔を引き抜いているかのように見える錯覚の面白さを詠みました。

小西昭夫さんは「大」と「大」のリフレインがいいと評してくれました。



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