週刊 談話室  
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2016年4月27日号

「今週の談話」

オリンピックの新しいエンブレムが発表されました。

アイデアはいいのですが、いかんせん地味です。

スポーツの躍動感が伝わってきません。何かの学会エンブレムのようです。

なぜこのようになったのでしょうか。

答えは簡単です。

1964年の東京オリンピックのエンブレムが完璧で、これを超えるデザインは考えようがないからです。

何といっても堂々と日章旗をパックってデザインに取り入れているのですから、これ以上のものは誰も創作できません。それほど、素晴らしいデザインです。

なぜ素晴らしいかというと、日章旗ほど単純でインパクトにあふれる国旗は他にないからです。

皆の頭の中には1964年のこのポスターの印象がいまだに残っているのです。

おそらくベストの選択は、このポスターに2020年号を替えることだと思います。

「滑稽俳句大賞」

第8回滑稽俳句大賞という全国公募のコンテストがありました。

このコンテストで私が念願の「大賞」を受賞しました。

10句一組で提出した俳句を無記名にして選者に送り、それぞれの選者が投票をして順位を決めます。

今回の選者池田澄子、上谷昌憲、宇多喜代子、蟇目良雨、冨士眞奈美、八木健の各氏でした。

大賞受賞俳句のうち今回は前半の五句をご紹介します。

デコポンに勝ったと思ふ柚子の顔

ペンギンは「ふ」の字のかたち日脚伸ぶ

お疲れのご様子ですね枝垂桜

紙風船さてはギョーザを食べただろう

よたよたと腰痛の蟻パン運ぶ

「藤の花」

日本の春です。

山から近くの道端まで日本全国であふれます。

しかし、我が家の庭でと言えば藤の花です。

藤色の花が垂れ下がり風に揺れる様子は、こころまで揺れるかのような優美さです。

各地にある名所の藤の花は樹齢が200年も300年も経っているものですが、若い藤の花でもそれなりに楽しめます。

年々藤の花房が長くなるのを楽しみで、藤を育てています。

辛夷(こぶし)の花

願ひごと人に語らず藤の花



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