2016年11月3日号
「今週の談話」
11月になって寒暖の差が大きくなり、やっと秋めいてきました。
まだ近くの山や私の庭の紅葉は見られませんが、遠方の山から紅葉情報が見られるようになりました。
私の医院ではインフルエンザの予防接種が始まり、インフルエンザの流行に備える季節となりました。
10月の末には私の周りにイベントが集中しました。
「俳都松山」「プラハ国立歌劇場の魔笛」「葉加瀬太郎コンサート」と連日見学に行き多忙でした。
「俳都松山〜俳句対局第2回松山市長杯」
俳句仲間から紹介していただいた工藤惠さんがこの対局に出場することになり、見学に行きました。
工藤さんはこの対局に出てくるまでに明治村トーナメントで優勝を果たしていて、新宿トーナメントから勝利して来た北大路翼氏、松山大会優勝者の穂積天玲さん、前回大会優勝者片野瑞木さんと対局をしました。
限られた時間で魅力的な俳句を作らなくてはいけないので、出場選手は瞬間的に俳句を作る俳句脳のスプリント力が要求されます。出場した4人はここに来るまでに俳句脳が高いことはすでに証明されているのですが、高名な俳人の4人の審査員(高野ムツオ、鳥居真理子、星野高士、岸本尚毅の各氏)との相性の戦いでもあります。
第1局は工藤惠さんと穂積天玲さんが戦い、工藤惠さんが勝利しました。
第2局は北大路翼氏と片野瑞木さんが戦い、北大路翼氏が勝ちました。
第3局(決勝)は工藤惠さんと北大路翼氏が戦い、北大路翼氏が勝ち、晴れて優勝しました。工藤さんは大健闘しましたが、惜しくも準優勝でした。
このときの工藤さんの俳句「春の雷鈴音のようにブラ外す」と、北大路翼氏の俳句「人間にからくりのある蔦もみじ」がとくに印象に残りました。北大路翼氏はその醸し出す風貌と自由奔放な俳句が魅力的でした。

この対局では、各俳句に対して選者の点数が大きく異なっていて、選者間の講評合戦も面白く興味をそそりました。しかし、この俳句対局はルールが複雑で凝りすぎなのが欠点です。もっと単純化しないと、この方式の大会は広まっていかないでしょう。
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