週刊 談話室  
■戻る
 

2016年12月11日号

「今週の談話」

インフルエンザが流行り始めています。

インフルエンザの診断は、検査キットが出て以来、陽性(+)にでれば確実に陽性と言えますが、陰性(―)にでても陽性の可能性が否定できないため、陰性(―)のときの判断が医師として大切です。

インフルエンザの治療もまた間違わないようにしなくてはなりません。タミフルは耐性がでているため使いにくいですが、リレンザはまだ効果的です。最近出てきたイナビル効果があります。しかし、よく効くのは漢方薬の麻黄湯です。

麻黄湯を飲んで発汗させれば、インフルウイルスがどんどん外に出て行きます。

これらの薬は、インフルエンザの初期に使ってはじめて効果的です。

インフルエンザの検査は体の中にインフルエンザウイルスが爆発的に増えたときにしか陽性(+)に出ません。インフルエンザの初期には陰性(―)と出ます。

これはどういうことかと言うと、検査上陰性(―)のときが抗インフルエンザ薬が一番効くのです。検査上陽性(+)のときは体の中でインフルエンザが爆発的に増えているので、抗インフルエンザ薬は効きにくいということになります。

結局は、早期発見、早期治療がインフルエンザに対して一番有効ということになります。

忘年会シーズンとなり、いままで閑散としていた繁華街はたいへん賑やかになっています。

私の医院の忘年会は、すぐ近くにある、欧風レストランの「シェ・タチバナ」で例年行っています。

国際的な料理オリンピックで銀メダルに輝いた橘(タチバナ)さんが腕を振るって作ってくれる料理とワインを楽しみながら、一年の反省、来年の抱負を語り合います。

忘年会

声立てて笑ふも福や冬帽子



■戻る