2017年4月23日号
「今週の談話」
今年は天気が不安定で、花見の時期を逸しました。
葉桜となった近隣の花を見ながら、標高の高いところは今が花見時かもしれないと思い立ち、久万高原町に行ってみることにしました。
一番行ってみたかったのは法蓮寺の枝垂桜です。
久万まで車で登って行くと、快適な道路がすこしずつ曲がりながら続きます。
沿線は満開の桜がたくさんありました。ソメイヨシノの並木道、ピンク色の大小の枝垂桜と桜が青空に映えて美しい。
久万高原町の道の駅「天空の郷さんさん」が途中にあったので、弁当を買いに立ち寄りました。
産直市ならではの新鮮な野菜や花、久万の物産が並び大賑わいです。
私は、明らかな手作り弁当と気になった苔玉を買いました。
苔玉は診療所に置いておくと、たいへん癒される人気品の一つです。
それから少し行くと法蓮寺の看板があるところにたどり着きます。そこで車を下り、高台の法蓮寺へ向かいます。
すでに10組以上の人たちが見物にきて、思い思いに美しい枝垂桜を仰ぎ見ていました。境内に大きい古木の桜とその枝を接木して育てているやや小さい子孫の桜を鑑賞できました。花は風に揺れ、花弁がふわりと飛んでいく、ちょうど見ごろでした。
古木の幹はびっしりと苔むしていて、年月の重さが感じられます。
そこから少し離れた誰もいない場所を選んで、桜を仰ぎながら弁当を開き、しばし心と体を休め、日本の郷の春を楽しみました。


苔をむす大樹に今日の飛花落花
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