くが耳鼻咽喉科(愛媛県松山市北条)

週刊 談話室

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2024年7月7日号

「今週の談話」

毎年12月に行われてきた松山市医師会の美術展が愛媛県美術館の改修工事の都合のため南館で7月4日~7日に行われました。

私は小石の作品は新作として「ゴマアザラシ」「コブウシ」をだしました。これだけではさびしいので過去の作品も少し並べました。

写真俳句は全て新作です。鹿児島旅行で作った写真俳句も出しました。

写真俳句と「ゴマアザラシ」・「コブウシ」・「ハシビロコウ」

「こぶ牛」

こぶ牛は背中にコブのある牛です。古く昔よりインドに多くヒンドゥー教では、牛は破壊神シヴァの乗り物であるとされており、神聖な動物として崇拝されています。西南アジアでは古くから生活に欠かせなかった「こぶ牛」、インダス河流域の遺跡からこぶ牛を模ったものは多く発掘されており、古くから信仰があったようです。福岡市美術館には「こぶ牛の土偶」が収蔵されています。こぶうしくんぬいぐるみまで登場して今人気がでています。

こぶ牛3点作りました。背中のこぶが何ともユーモラスです。思い切りこぶを強調した作品にしました。一頭はこぶうし土偶を少し意識したものになりました。

「ごまあざらし」

ごまあざらし2頭作りました。水族館の人気者です。石の形を生かしたため、それぞれに表情が異なっています。できたての作品を見ていると、自画自賛になりますが、机の上に置いておきたくなりました。

「その他」に、これだけでは寂しいのと、今回が見るのは初めてという方もいらっしゃると思い、過去の作品も出しています。

見て頂いた方の反応は、「かわいい」がほとんどで、「お上手ですね」「すばらしい」と言われることはほとんどありません。妻からは恥ずかしいからもう出すのやめたらと言われますが、「枯れ木も山の賑わい」で、また来年も出します。

「ハシビロコウ」の後ろに飾っている立派な仏さんは「薬師如来像」です。ある患者さんが、遊びで作ったものだから上げますと言って、置いて帰られたものです。待合室のコーナーに置いています。ある人から「ここに賽銭箱を置いたらどうか」と言われました。

写真俳句

これは写真俳句で、今年見た風景などと、その時々に作った俳句を載せています。

最後はお気に入りの薬師如来像の写真俳句です。

薬師如来像の写真俳句

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