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(1) 葛根湯―肩こりを伴う、かぜの初期に用いることが多い。
(2) 呉茱萸湯―片頭痛に用いられる。肩から首にかけて痛みがあり、激しい頭痛に吐き気を伴うときに。
(3) 五苓散―最もよく用いられる。感冒、二日酔、嘔吐、下痢症のときの頭痛のほか、片頭痛にも。
(4) 桂枝人参湯―胃腸が弱く、下痢しやすい人でいつも頭痛を訴える人に。
(5) 釣藤散―朝起きて頭痛を訴える老人に。
(6) 黄連解毒湯―頭に血がのぼっている状態で、のぼせ、不眠、鼻出血、頭痛に用いられることが多い。 |
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葛根湯、二朮湯などが主として用いられるが、痛みが強いと、こむら返りの特効薬である芍薬甘草湯がよく効く。 |

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(1) ぎっくり腰―芍薬甘草湯。
(2) 腰の冷えが強いと―五積散。これはいわゆる冷房病にもよく用いられる。
(3) 老人性腰痛―八味丸。
(4) 血行が悪い痛みに―疎経活血湯、桂枝状苓丸。 |

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