2004年7月5日・12日合併号
「今週の談話」
やっと梅雨明けが宣言されました。しかし、遡ってみれば、やはり雷雨の激しかった2週間前が実質の梅雨明けだったようです。雷が梅雨前線を運んでいったのでしょう。梅雨入りも梅雨明けも異様に早まりました。結局暑い夏が例年より2〜3週早く始まりました。昨年が冷夏だったため、今年の暑さは激しく感じます。
夏は暑く、冬は寒くあるほうが日本の四季の移ろいを楽しめます。
子供は外で遊ぶ時間が少なくなっています。一定の温度と湿度の室内でかなり快適に過ごす時間が多くなっています。病気に対する抵抗力、免疫力にも影響を与えているかも知れません。夏に流行る病気、冬に流行る病気とそれぞれ病原菌が異なります。それぞれの時期に病原菌にさらされている方が、それなりに自然と免疫を獲得して、逞しい体力を身につけることができると思われます。
快適な空間で病原菌からも隔離された生活を続けていて、ある日突然、社会の雑踏の中に身を投じれば、免疫をもっていない多くの病原菌がいきなり押し寄せてきます。このとき体の免疫系統が大混乱をきたし、難病、奇病が生まれることも考えられます。
日本人なら、環境に応じた生活をし、環境の中に生きる病原菌と戦い共生していくのが、ごく自然の姿です。四季折々の自然を楽しみ、四季折々の病気と向き合うことも必要不可欠なことのように思います。
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夏の花、ムクゲ。色々な種類がありますが、もっとも品のある、清々しい花は宗旦木槿(そうたんむくげ)。花のそこが紅なので、底紅(そこべに)ともよばれます。万葉時代の朝顔は、この底紅であったと言う説もあります。冬の椿とならんで、代表的な茶花。

「今週の病気」
夏らしい病気と言えば、外耳炎、中耳炎、子供のプール熱、ヘルパンギーナですが、プール熱は一時の流行が今は治まっています。他は今からでしょうか。今年は熱夏になりそうです。熱中症が増える兆しが見えています。太陽光線と脱水には十分な注意が必要です。
「今週の患者さん」
小学5年の女の子。最近、ふらふらして、頭痛がすると言ってきました。顔は日に焼けて健康的です。水泳とバスケットをしています。水泳は毎日2時間泳ぎ、バスケットは土日に朝2時間する程の熱の入れようです。この暑い中での激しいスポーツですから、当然熱中症にもなるでしょう。
「水泳の選手なの?」と聞くと、自信に満ちた顔でうなずきます。
「バスケットも選手なの?」と聞くと、ますます大きくうなずきました。
「じゃあ、練習は、止めることできないね?」と私は、つぶやきました。
しかし、別のことが気になったので、念のために血圧を測ってみました。血圧は上が102から71まで15分間で下がりました。起立性低血圧症です。この年齢の子に起立性低血圧症(血圧調節障害)が多いのです。半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじつてんまとう)がよく効きます。
この子は起立性低血圧症に加えて熱中症の症状が出たものと思いました。半夏白朮天麻湯を出しました。そして、スポーツドリンクを十分に取ることと、適切な休養をすすめました。
「ゴルフdeハッピー」
暑い中でのゴルフは大変です。吸汗速乾性のウエアが最近よく出ています。これを身に着けると肌にまとわりつかず快適です。
7月の月例はまたしても、ミスショットが何球も出て、46・50と平凡な成績に終わりました。しかし、二回程見せ場を作りました。
アウトの7番のロングです。一打目はまずまずのドライバーショットでしたが、二打目を5番ウッドで打つとナイスショットです。ピンまで残りちょうど100ヤード。三打目をウェッジで打ってピン側50cmに付けました。パッティングも決まってナイスバーディーです。
次の8番のミドル。気分良く打ってみれば見事にOBです。ここで気分を変えました。
「ハハ、次は4オン・ワンパットで行きます」と宣言して黄色マークのプレ4に立ちました。アゲインストの強い風、距離は140ヤード。7番アイアンで打つと、ボールはググット舞い上がり垂直にポトンとピン側に落ちました。宣言通りにボギーで上がりました。
残念ながら見せ場はこれだけでした。 |