2005年3月21日・28日合併号
「今週の談話」
やはり、今年はスギ花粉の量が多く飛び交っています。ただ天候が不安定であるため、晴れた風の強い日はよく飛び、雨の日は少なくなります。
今まで、花粉症にかかっていなかった人も突然に花粉症にかかったりします。
数年間楽だったのに、今年は症状がでる人もいます。
例年より鼻の状態が悪くなり、鼻の中が腫れ、鼻水、くしゃみでぐじゅぐじゅになっている人もいます。
点鼻液の使いすぎで却って鼻づまりが強くなって、何とかしてくれといってくる人もいます。この点鼻薬性鼻炎は、鼻の粘膜が真っ赤に腫れ上がり、鼻が詰まったままになっています。かなり悲惨な状態です。
花粉症(アレルギー性鼻炎)に画期的な治療法はまだありません。
体質改善の減感作療法は花粉症にはある程度効果があるそうですが、数年間に渡って注射を続けなくてはならず、結構脱落者が多くなります。この減感作療法の新しい治療法が今開発されています。どこまで効果あるのでしょうか。
当然、内服薬、注射療法、レーザーなどの外科的療法もそれなりに効果が見られます。
治療は画一的にしてもうまくいきません。症状に応じて、治療法を選ぶことが大切です。内服薬の選択も大切です。薬は人によって効果が異なります。一番合う薬を選ばなくてはなりません。
「野に花、山に鳥」
最近まで梅の花が満開でした。
今では春の嵐に、花びらは落とされてしまいました。
「今週の病気」
本格的に花粉が飛んでいます。あと一ヶ月は続きそうです。
インフルエンザもズルズルと続いています。B型が主なので、もう少し続きそうです。
「今週の患者さん」
病気になるとなぜか右左の感覚がおかしくなることがあります。
魚の骨が立って痛いと言ってこられた60歳の女性。左の咽喉を指差して、ここに立っていますと教えてくれました。左の扁桃腺の辺りを観察しましたがありません。何となく右を見ると、右の扁桃腺の下の方に骨が刺さっていました。右にあるのに、左と錯覚するのはなぜでしょう?
咽喉をよく見ると、喉頭蓋が赤く腫れていました。刺さっているのは右の扁桃腺の下なのですが、ここに刺さった骨が喉頭蓋に当たり、喉頭蓋を腫らして痛みを発していたのです。その痛みが左の方に感じられていたのです。
23歳の女性。「右耳が痛い」と言って平気で左耳を押さえています。
「えっ?右ですか?」と笑ってたずねると、「ハハハ、左です」と赤くなっていました。
右左の感覚は時として、間違いがおきがちです。
「ゴルフdeハッピー」
私のナイススイングです。
しかし、ボールは左の林の中に消えて、見事なOBでした。
ドライバーのスイングを安定させるのは本当に大変です。
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