2005年7月4日号
「今週の談話」
雨がドーンと降りました。沖縄が梅雨入りのときに大雨が降ったと言われていたため、こちらも降り出したらかなり降りそうだとの予感がありましたが、本当に大雨となりました。
私のサイトのトップアニメの逆さま照るテル坊主が見事に当たりました。
我が家の雨量計にも雨水がたくさん貯まっています。
大雨で思い出すのは1982年7月23日の「長崎集中豪雨」です。
夕方から降りだした土砂降りの雨は何時間も続き、川は氾濫して家屋を流し、土砂崩れは人々の命を奪っていきました。豪雨は一日で448mmを記録し、299名の死者を出しました。
大学病院の下にある繁華街でパチンコをしていた友人が偶然TVに写されていました。椅子に腰掛けてカメラに向かって苦笑いしています。水は腰まで迫っているというのに、笑いながらまだパチンコに興じていました。(信じられない!)
堅固を誇っていた石橋(眼鏡橋など)も流されました。商店街の歩道は川と化して、冷蔵庫がぷかぷか浮いていました。
私が住んでいた近くの家も川が崩れて流されました。
雨は適当に降ってもらわないと困りますが、大雨はあっという間に人の命を奪うほど恐怖です。
「野に花、山に鳥」
久しぶりの大雨の中でゴルフをしていると、茶店の前の大きい木の枝に鳥が止まって、雨宿りしていました。
何かな?と近づいてみると、ナーンダ、単なるキジバトです。
つがいで仲良く、枝に止まっている姿をみるとほのぼのとしてきました。

「今週の患者さん」
耳が痛い、熱があると言って母親に連れて来られた2才の女の子。
耳をみると、炎症が激しく、膿が中耳腔にたくさん貯まっています。急性中耳炎です。
「機嫌が悪いでしょう」「ハイ」
「夜も寝てくれないでしょう」「ハイ、そうです」
このような機嫌が悪くなり、痛みを伴うときは、鼓膜を切開しないと早く治りません。
「早く治すために、鼓膜切開をしますよ」といって、鼓膜の表面に麻酔液を付けて、痛みを十分に取った後、鼓膜切開をしました。
翌日、「久しぶりにぐっすり眠ってくれました」と笑顔で母親が話してくれました。
本来、鼓膜に膿が貯まると、自閉感と圧迫感が強く、大人なら直ぐに取ってくれと言って来ますが、子供は訴えが少なく、少し様子をみることもあります。
しかし、正しくは、どんなときも直ぐに内容液を取ってあげるのが、患者さんの苦痛改善には一番大切なことです。なぜなら、子供さんの苦痛は耳を診た医師が一番分かるからです。
母親の中には、子供が泣くのがかわいそうだというただそれだけで、切開をしないで欲しいと訴える人もいます。
従って、現実的には、母親によく説明し、答えは母親に任せます。
私はどちらにも対応します。どちらにも対応するのが、プロの仕事だからです。ただそこには、早く治るか、治りにくいかの差があり、早く楽になるか、苦痛(機嫌が悪い、耳が聞こえにくい)が長引くかの差は当然あります。
鼓膜切開の手法には耳鼻科医によって取り組み方が異なります。全く切開しない医師もいます。よく切開する医師もいます。切開を大きくする医師もいれば、小さい切開で様子をみる医師もいます。薬の選択も違います。その他の処置も考え方が異なります。
長い間耳鼻科医をしていると、教科書的教えだけでは問題が改善しないことに気づきます。そこから、経験と勘を加味した独特の治療方法が生まれます。
耳鼻科医によって、治療方法が異なるのはこうした治療経験と治療勘の差によるのです。私は、職人技の差と考えています。
「ゴルフdeハッピー」
雨が降り続く中を、ゴルフ(月例)をしました。恵みの雨を楽しみながらクラブを振りました。
カッパを着てもそんなに暑くなく、余り苦痛ではありませんでした。
ただ、ボールがラフに入ってしまうと思うように脱出できず苦労しました。
こんな悪条件の中でUさんは88で回りました。HDは24なので8アンダーで優勝しました。テニスで鍛えたスイングは完成度が高く、まだまだ伸びます。

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