2006年12月21日号
「今週の談話」
年の暮れ、忘年会シーズンとなりました。
医療関係(医師会など)、交遊仲間、ゴルフ仲間、飲み仲間、異業種の会などそれぞれに忘年会があり、10回ほどの忘年会に顔を出しました。
人と交わり、お酒を飲んで、楽しく会話するのが好きですので、誘いを断らないでいると、忘年会の参加が多くなります。
松山市の耳鼻咽喉科医の忘年会の席では、いつものように医院経営、流行っている病気、自分の趣味などが話題になりましたが、自分の子どもの進学問題も話題に上りました。
地元の大学の医学部に耳鼻科会の子息が毎年のように入学している、という話が聞こえてきました。
よく聞くと私の前に座っている先生の息子さんは6年生、彼の横の先生のお嬢さんは4年生、私の隣に座っている先生のお嬢さんは3年生、少し離れて座っている先生のお嬢さんは2年生、そして私の娘が1年生。25人ほどの出席者の宴会の席で私の周りだけが偶然にもPTAの席と化していました。
私には2人の子どもがいます。
学校(中高一貫校)は身の丈に合わしたところに2人とも行かせました。
娘は懸命に努力をし、先生も熱心に教えてくれたので希望どおりに進学できました。
息子は今春が受験です。学年年子なので、2年続けての“お受験”です。
息子の担任の先生は大変熱心な方で、早朝補習と放課後補習をしてくれています。休みの日も出かけますので休む時間もありません。10数人が一つの教室で自学自習するだけらしいのですが、集中力を高めるためには効果を発揮しています。今のゆとり教育とは全く逆行していますが、進学を目標にしているなら、この教育の方が正しいと思います。
息子は全ての大学の先頭を切って11月に行われたある医科大を受けました。
腕自慢のものが集まる運試し、肝試しの様な試験です。試験は難しくて「死んだ」と言っていたのであきらめていましたが、突然「合格」通知を受け取りました。
ここから恐ろしいことが始まりました。
私の理想は地元の医学部に入ってくれて、卒業(医師となる)とすぐに私の診療を手伝ってもらうことです。土曜だけでも手伝ってくれたら大助かりです。
しかし、私の希望以上に息子に力がついてきているようです。危ない。
きっと、学校の先生も息子も志望校のランクを上げようとしているに違いありません。
少しでもランキングの高い学校に行きたいと思うのが人情でしょう。しかし、私の医院を継いでくれるのなら、地元の大学がベストなのです。ライセンスを取るのが目的であって、大学の名前はさほど重要ではありません。医師になれば大学の名前はほとんど関係ありません。技術力だけが評価の対象になります。
受験勉強をしていると、その世界しかないので、少しでも上を目指そうとしてしまいます。地元の大学にしてくれとの親の思いは通じそうにありません。
ランクを上げて受験に失敗したら目も当てられません。恐ろしい。
仮にランクを上げた大学に行ったとしたら、他県ですからこれはもう当分帰ってきません。私の診療は手伝ってもらえません。ひょっとしたら、もう永久に帰ってこないかもしれません。
名のある大学にいけば名誉(一時的)にはなるでしょう。
しかし、私の現実問題としてはうれしさ3分、さびしさ7分です。
結果はこの3月に決まります。
「ダンの退屈な日々」
寒くなったり、暖かくなったり本当に気まぐれな天気が続くよ。
オイラは毛皮一枚だから、寒くなれば毛を立てるし、暖かくなれば毛を寝かせればいい。
こんなに重宝な動物仲間の毛皮は浅はかな人間に狙われやすい。
ソファに敷くものもいるし、コートに仕立てるものもいる。
くるまのシートに使うものまでいる。
あ〜いやだ、やだ。
もう少し寝よ〜zzz。
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