2006年9月6日号
「今週の談話」
個人的な夏の終わりのイベントは奥道後ゴルフクラブでのゴルフです。
このゴルフ場は日本一の樹木と花に囲まれています。
四季折々に花を楽しみながらゴルフができます。
私の医院から5分で行けます。
夏はサルスベリ。
ここにはサルスベリが6,000本も植えられています。
何百年もの古木もあります。
このサルスベリを楽しみに毎年夏にゴルフを行っています。
今年はいつもたくさん叩いてくれるKさんが絶好調でした。
スイングをみるとほとんど完璧です。
ミスショットは少しでした。
私は、いつも情けないスコアで終わっています。
今日も一つ学びました。
より遠くへ飛ばそうと考えてきましたが、もう決して若くはありません。
ミスを減らすスイングこそ自分の味方であると。
ある人が言いました。
いつも開眼している人は下手な人だと。
まさに私はいつも開眼する人です。
時々練習場に行き、そのたびに開眼します。
しかし、上達はしません。
ことしもサルスベリを楽しめました。
来年はもう少し上手になってサルスベリを見に来ます。
「今週の患者さん」
48才 女性
「更年期症状でしょうか、最近十分に眠れないし、食欲もなく、全身がだるく倦怠感があります。点滴したら元気になると言われて来たのですが、点滴してもらえますか?」と、何か生気のない顔で質問されました。
「私には軽いうつ病に見えますね。何か大きい目標が終わったということはありませんか?抜け殻のように見えますよ」と言うと、大きくうなずいています。何か心当たりがあるのでしょう。顔が明るくなりました。私にズバリ言われて気持ちが軽くなったように見えました。
とりあえず、元気になって欲しいと思い、十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)を処方しました。十全大補湯は疲労倦怠、手足の冷え、貧血などを補うくすりです。これを飲むと元気になります。
その後一週間して来られました。顔はすっかり明るくなっていました。
「このくすりを飲んでから気分が良くなりました。食欲がでました。手足が暖かくなり、自然にぐっすり眠られるようになりました。しばらく飲みたいのでくすりを下さい」
私もうれしくなりました。うつ病の治療薬を出さなくて良かったと思いました。最近は抗うつ薬が簡単に出されています。抗うつ薬を出す前に、まず十全大補湯や補中益気湯(ほちゅうえっきとう)などで元気になってもらうことも大切です。
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