週刊 談話室  
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2007年3月11日号

「今週の談話」

 記録的な温かい日のあとに寒い日が一週間ほど続きました。

 花粉症の患者さんも一段落してきましたが、振り戻された寒さに風邪の患者さんが増えてきました。そして中耳炎、副鼻腔炎が子どもから大人まで目立ってきました。インフルエンザは増えていません。

 

 春の椿事はどこにもあります。

 私の医院では若いスタッフの二人がおめでたで退職することになり、急に人事で頭を悩ますこととなりました。スタッフの補充が必要になってきました。

 

 東洋医学の会合に出席したとき、4年間勤めてきたT社の所長さんが栄転する話を聞きました。私の講演会に何回かつきあってもらい島根、鳥取、岡山などに一緒に行きました。大阪でも活躍されることでしょう。

 

 草木が芽生える季節ですが、人には別れと出会いが訪れる季節でもあります。悲しさと喜びがめまぐるしく交差します。

 

 

「野に花、山に鳥」

 藪ツバキ詫び助が咲いています。

 ツバキの花は大きく、詫び助は小さくかわいい花をつけます。

 ツバキの木の下には日向ミズキの黄色い花も咲き始めました。

 冷たい風と暖かい日を浴びて少しずつ花びらが開いてきます。

 

藪ツバキの画像 詫び助の画像 日向ミズキの画像

 

 

「久我流漢方塾1 葛根湯」

 風邪に葛根湯(かっこんとう)と誰も知っています。でも本当の飲み方知っていますか?

 鼻水、のどの痛み、肩こりなどの初期症状がでたらすぐに飲むのが正解です。

 風邪の初期症状は人によって様々です。

 自分の初期症状を知っておくことが大切です。

 かかったかなと思ったら直ぐに飲まないと効きません。

 効くか効かないかは何で判断するのでしょうか?

 汗です。汗がでるかでないかが大切なポイントになります。

 風邪の初期症状がでたらすぐに葛根湯を飲んでください。

 じわ〜とがでてきたら効きます。

 もし汗がでないなら、麻黄湯(まおうとう)を飲んでみてください。

 これで汗がでるなら麻黄湯の方が合っています。

 もともと汗かきの人なら桂枝湯(けいしとう)が合っています。

 葛根湯、麻黄湯、桂枝湯は発汗剤といわれています。

 風邪をひいたら、汗を出して治す。これが正解です。

 ところで、中耳炎に葛根湯が効くのでしょうか?

 風邪をひくとすぐににくる人には効きます。

 しかし、そうでない人には効かないでしょう。

 風邪の初期症状耳痛である人には葛根湯は効きます。



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