週刊 談話室  
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2011年12月19日号

「今週の談話」

ゴルフの約束をしていた友人が、「肩が痛くなってゴルフクラブを振れないので、今回は休む」と連絡がありました。
「以前も同じ痛みで、治るまで3カ月かかったから、しばらくはできない」と言われました。

「五十肩を治すのはぼくは得意だよ。うまくいったら、早く治るよ」と、少し大げさに言うと、2日後に治療に来ました。
「五十肩はたいていはすぐに治せるからやってみましょう」と大見得を切って治療しました。

東洋医学を勉強する過程で私が学んだ治療法があります。これは、教科書には書いていないツボを使うため、他ではこの治療を受けることはできません。
一通りの治療を終えたのち、腕をあげてもらうと「まだ痛いと」言われました。
この友人には効かないのかなと思いましたが、また数日後に来てもらうことにしました。

一週間後、また来ました。
「どうですか、治りませんでしたか」と聞くと、「いや、不思議なことに2日目の朝から痛くないのですよ。治りました。しかし、昨日からまた少し痛むのでまた治療してください」と言われました。

治療して一週間後に会う機会があったので聞いてみると、「もうゴルフクラブを振っても痛くない。東洋医学はすごいね。友達に、五十肩は久我耳鼻科と宣伝しておいた」と言ってくれました。

五十肩は西洋医学的には主に鎮痛剤やブロック注射をしますが、私は鍼治療で治療しています。
東洋医学の鍼治療はこの友達の例のように、効果的なことがよくあります。
「耳鼻科に行って五十肩が治った」と言われたら楽しいと思い、時々治療を行って喜んでもらっています。
この治療は私の医院の“おまけ”治療です。

私の医院の周りは20年前は周囲一面田畑でしたが、徐々に田畑を耕すひとが少なくなり、宅地になっています。
最近もすぐ近くの田が宅地化され、家が建ち始めました。
棟上げの日にはたくさんの大工さんが来て一気に柱を立ててしまいます。
気持ちのいい槌音が響き渡っています。
家主の家族が一日中寒空の中で見上げていたのが印象的でした。

山茶花や棟上げの音軽やかに



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