週刊 談話室  
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2012年8月8日号

「今週の談話」

ロンドンオリンピックが始まり、もう後半になっています(8月8日に書き込みをしています)。

日頃から様々なスポーツ番組を見ているので、オリンピックといっても昔のようにワクワクして見るものがなくなり、何となくテレビ観戦している状態です。

私の興味はまず柔道に始まりました。

以前は審判の誤審が相次ぎとても見るに耐えなかったのですが、この大会から細かなビデオ判定が導入さたため、審判のとんでもない誤審はなくなりました

しかし、ときおり試合の流れが途切れるのが何とももどかしいです。

期待された日本人選手次々に敗退したのは特別なことではありません。

メディアが作り上げた過剰演出に期待度が高まっただけで、スポーツだから何が起きても不思議ではないのです。

また、柔道はすでに外国人の方が実力を蓄えています。

しかし、ファイトむき出しの野生的な松本薫さん(金メダル)、松山の中矢力さん(銀メダル)の活躍に手に汗を握りました。

金メダルを目指していた体操選手の団体戦での意外な失敗は人間味あふれていて、全てが思い通りになるのではないということを教えてくれたことは良かったと思います。成功と失敗は紙一重であることを改めて学ぶことができました。

しかし、結果的には粘り強く団体戦銀メダルを取り、個人総合では内村選手が見事な演技で金メダルを取りました。

サッカーの男女選手の快進撃は私たちに夢を膨らませてくれました。組織力は日本人の得意とするところですから、日本のサッカーはもっともっと強くなるでしょう。個人技も器用な日本人には合っているのです。

ベスト4の対メキシコ戦は永井選手が封じ込められ、選手の動きも鈍く、油断もあったのか負けてしまいました。しかし、日本の実力を世界に見せ、世界を驚かしただけでも十分です。

卓球の女子団体が銀メダルを取り、バレーボール女子ベスト4に進み、バトミントン女子銀メダルを取ったことは意外性が十分にありました。

そのほかの競技でも銀メダル、銅メダルがたくさん取れました。

日本もメダル数では世界の中で自慢できるレベルにまでなってきました。

いつの間にか日本スポーツ立国になっていました。

東京オリンピックの招致に対して、これを機会に日本が熱くなりそうです。

オリンピック表彰台の端居かな



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