週刊 談話室  
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2013年2月7日号

「今週の談話」

インフルエンザが年明けから増えてきました。

インフルエンザの治療迅速検査試薬がでてきてから、的確に判定ができるようになりましたが、逆に落とし穴もでてきました。

迅速検査で陽性にでないとインフルエンザと判定しがたい雰囲気になります。

私はインフルエンザはその初期に治療するのがベストと考えています。

インフルエンザウイルスは感染すると爆発的に増えていきます。

100万倍以上にも増えます。

この極期になるころに迅速検査は陽性になり、臨床症状として高熱、脱力感、関節痛、鼻水、咳が出てきます。

体の中に炎症が進んだことを示しています。

抗インフルエンザ薬ウイルスの増殖を防ぐだけで、炎症の進行を抑えることはしません。従って、炎症が進んでしまったときには、抗インフルエンザ薬の効果は期待薄となります。この時必要なのは炎症を鎮める薬となります。

今の迅速検査試薬は感度が悪すぎます。インフルエンザ感染の初期に陽性に出る試薬でないと役に立たないように思います。感度が良ければ、感染初期に抗インフルエンザ薬を使い、インフルエンザの進行を止めることができます。

私は発熱が無くても、のどが痛い、目がかゆい、鼻水がでる、咳が出るという風邪様症状で、何か脱力感があればインフルエンザの初期を疑い治療をします。

麻黄湯、桂枝湯、葛根湯、柴胡桂枝湯、麻黄附子細辛湯などをその人の状態に応じて出します。この時にこそ抗インフルエンザ薬が効きますので、抗インフルエンザ薬最小限出します。

早期治療をすれば、1〜2日で治ります。

マスクは効果があるのでしょうか?

NHKの「ためしてガッテン」マスクの効果についての放送がありました。マスクを隙間なくぴったし肌に当てると効果があるそうですが、スカスカにしておけば効果は限りなくゼロになるそうです。ウイルスの接触感染が一番感染しやすいので、ウイルスを手に付けるのが良くありません。マスクの表面にもウイルスがたくさんついているので、マスクの表面に直接触れるのも良くないそうです。

マスクの効果的使用法は、隙間を作らずフィットさせ、マスク交換は頻繁に行い、マスクの表面には触らないことのようです。

これ以外では効果が激減します。

たぶんほとんどの人間違った使い方をしているように思います。

私が投稿している写真俳句の「まいまいくらぶ」

https://my-mai.mainichi.co.jp/mymai/modules/weblog_mobile101/
年間大賞が発表され、私の一句が年間賞の銀賞に選ばれました。
https://my-mai.mainichi.co.jp/mymai/modules/st01/index.php?id=62

蜘蛛の囲の風を掬ひし膨れかな



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