くが耳鼻咽喉科(愛媛県松山市北条)

週刊 談話室

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2020年5月14日号

「今週の談話」

とうとうゴールデンウィーク外出自粛となり、自宅に籠りました。私は日常は通常診療を行っていますので、まとまった休みはゴールデンウイークが貴重です。

しかし、コロナ騒動で外出は制限されているため、この期間もほとんど自宅に籠りました。このまとまった時間の過ごし方としては、今までしたくてもできなかったことをしたくなります。一番気になっていたのが、物置の整理です。かなり大きい物置に色々なものを押し込み、そのまま使うこともなく、今では廃棄したいものがたくさんありました。

要らないものを整理して、廃品回収業者に来てもらうと、トラック一台分の不用品がありました。すっかり整理がついた物置を見ていると、このコロナ騒動世の中の社会経済活動の形態ががらりと変わりそうです。

これからは新型コロナウイルス戦い共生していかなくてはなりませんので、三密を避けるような形に変化していくでしょう。乱立していた飲食店(接待形式のキャバクラなども)、カラオケ店、ライブハウス、公共浴場、フィットネスクラブなどは大幅に見直され、整理されていきます。

新型コロナの対応をみていると各国の感染症に対する方法が異なり、何が正しかったか、何が必要か、何が足りなかったかを学ぶことができました。

確かにBCGの予防接種をしている各国は感染者数も死亡数も少ないことからBCG効果は明らかです。

いち早くロックダウンして感染遮断をしたニュージーランド台湾はみごとな成功例です。ヨーロッパ、アメリカ決断が遅れて感染拡大を招きました。

驚くべきは、中国や韓国個人情報を政府が握り、感染防止に役立てていたことです。個人の行動を携帯電話、カードや監視カメラで把握して、感染者を見つけては隔離させていました。高度な国家統制はこのような危機状態では国民管理ができて役に立ちましたが、国民の行動を監視するため、普段は政治的に管理し、国民の自由を奪っているのかもしれません。ここまで国民監視、統制が進んでいるとは知りませんでした。その国々の政治事情なので私たちが異論を挟むことはできませんが、各国の知らなかった事情・状態がよく透けて見えてきました。

私は日本は世界でも最も自由でありながら、国民それぞれの自覚に委ねる紳士的感染症対策を行い、死亡率をみても驚異的な救命率で、一番優れているように思いました。PCR検査数が少ないと言われていますが、大切なのは救命をして社会復帰させることです。

このウイルスは隔離すれば一時は人から人へ移らないので感染は減っていきますが、それはウイルスが死滅しているというよりは、眠らせている状態なので、隔離をほどくとウイルスが目覚め、また感染がおきるようです。

感染がおきればいち早く有効な薬を使って抑え込まねばなりません。隔離と同時に治療薬の使用がより大切です。日本はある程度治療薬(アビガン)を使っているので、緊急事態を解除したあとの再発例は少ないだろうと期待しています。

治験段階ですが大村博士が開発したイベルメクチン治療薬としては今のところ一番有望視されています。これが使えるようになると新型コロナの抑制はかなり希望がもてます。 日本発の薬新型コロナ感染を次々に制圧してくれそうで非常に楽しみです。

これで有効なワクチンが開発され、年内に広く使えるようになると、新型コロナの終息も見えてきます。

藤の花が楽しみで大三島の藤の花公園に毎年のように行っています。藤の花の見ごろは数日しかないので、綺麗に咲いているかどうかは、行ってみないと分かりません。この日はラッキーで、風もおだやかで、青空の下に藤の花が綺麗に長く垂れていました

大三島の藤の花公園

風に揺れ風の重たさ藤の花

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