くが耳鼻咽喉科(愛媛県松山市北条)

週刊 談話室

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2024年5月19日号

「今週の談話」

最近はインフルエンザコロナも鳴りを潜めています。疑いのある方に検査をしても陽性に出る方は少なくなりました。

ウイルスが弱くなっているのか、陽性に出た人でも比較的短期間後遺症もなく治り、家庭内感染も少なくなっています。

花粉症スギ、ヒノキが一段落し、イネ科の雑草の花粉症が見られるようになりました。黄砂が舞うこともあり、鼻水・咳が出るときは要注意です。

五月の連休鹿児島に行って来ました。

息子が鹿児島に行ってみると良かったと言うので、彼のおすすめのコースで行ってみました。

福岡から鹿児島まで空路で行きました。飛行機はプロペラ機です。しかし、鹿児島空港は以前の軍の飛行場の跡地とその辺の茶畑を開いたそうで、山の上にあり、鹿児島の中心地からかなり離れた不便なところにありました。

山を下って霧島温泉に入りました。山間にあるひなびた感じの温泉地で、着いたのはやや普通温泉宿でした。早速、個室の露天風呂があると言われたので、行ってみました。一応それらしい雰囲気はありましたが、温泉を囲っている生垣が枯れているのには驚かされました。真夏なら虫が出て来そうな雰囲気で、ゆっくりと湯船につかることもできず早々と部屋に帰りました。

霧島温泉 個室の露天風呂、温泉が溢れ出て滝となっているところ

料理はこれも普通で量も多いため完食することはできませんでした。

次の朝、部屋の露天風呂に入りましたが、こちらの方が落ち着いて入ることができました。朝から夕方まで観光タクシーで観光地を巡りました。

至るところに西郷さんの像があり、松山で正岡子規や坊ちゃんの関連したものが溢れているのと同様でした。

途中で温泉が溢れ出てとなって流れているところに出会いました。これはおもしろかったです。

先ず有名な霧島神宮を訪れました。ここは観光客で込み合っています。

黒酢で有名なところにも行き、ここのレストランで昼食を取りましたが、黒酢料理は私には合いませんでした。しかし、ここに置かれている甕壺の多さは壮大でした。

黒酢の根強い人気を物語っていました。商品も、観光客もいっぱいでした。

霧島神宮、壮大な黒酢の甕壺の多さ

鹿児島なら桜島です。遠くから雄大な桜島を見つつ、数年前にできたという橋を渡りました。ここも過疎化が進んでいて、かなり古びた風景・集落の中を走りました。すると突然、長渕剛さんが行ったという桜島コンサートのモニュメントに出会いました。7万5000人が集まった世紀の大イベントだったらしいです。わたしは長渕さんの歌は鹿児島弁の「気張いやんせ」しか歌えませんが、この像には感動しました。あまり広いとは言えない傾斜地にどのようは形でステージを作ったのか、不思議に思いました。当時はこれだけの人を運んだ観光船、フェリーの大活躍が目に浮かびます。

長渕剛の桜島コンサートモニュメント

浮いてこい長渕剛の「気張いやんせ」

その後はフェリーで市内に入りました。薩摩藩の有名な仙巌園に行きました。ここは薩摩家の別宅であり立派な庭を見ることができます。また薩摩切子工房売店があり、記念に猪口を買いました。

旅行気分転換になります。それなりに楽しく過ごすことができました。

薩摩藩の有名な仙巌園、高台から市街地を臨む

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