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耳管開放症の最新治療について



耳管開放症に対して当院で行っている最新治療を紹介します。

内服薬:(1)十全大補湯 (2)白虎加人参湯

飲み方:(1)+(2)、(1)単独、(2)単独

耳管内噴霧:馬油を体温程度で融解したものを0.3cc程度使用

十全大補湯は血虚(貧血様状態)と気虚(元気の衰え)を治します。

病気の後の全身的な衰弱や貧血症、気力・体力が衰えた状態を目標に使いますが、疲れやすい貧血気味の人の体質改善薬として広く使われます。

白虎加人参湯は滋潤剤です。口腔内などの乾燥状態を改善します。

治療結果:今までの治療法より、症状が改善する人が増えました。

十全大補湯と白虎加人参湯を併用することにより、全身的な疲労と精神的気力の衰えを補うことができます。耳管周囲の粘膜の血流が改善され、潤いが生じます。これにより、開放状態が改善されると考えられます。

十全大補湯だけで治る人もいます。馬油を噴霧すればしばらく(数日〜数週間)は耳管内が潤います。(これらの治療で副作用は見られませんでした)

もし、今までの治療で満足していない人はまず十全大補湯を飲んでください。

2週間以上しても改善しないと白虎加人参湯を加えてみてください。この間、できれば馬油の耳管内噴霧を1〜2週に一度してください。

 


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