2018年12月24日号
「今週の談話」
12月23日は天皇誕生日でした。
そのしばらく前の日にある人が「次の天皇誕生日はいつでした?」と突然言い出し、周りにいた人たちは勝手に「いつだったっけ?」と確実な日を言えませんでした。
何となく「2月20日頃だよね」と私が不安げに言いましたが、それが一番当たっていました。正解は2月23日でした。
その後日、ふと12月23日と2月23日の見比べたとき、12から10を引くと次の天皇誕生日になることを発見しました。
昨日の忘年会も終わる頃、話題がそのことに上りました。すかさず私は立ち上がり「次の天皇誕生日はいつか分かる人いますか」と40人ほどの参加者の顔を伺いました。
誰も「知らな~い」と反応がありません。
そこで「12月23日の12から10を引いた2月23日が次の天皇誕生日です」と言うと、「オオー」と歓声が上がり、忘年会の締めとなりました。
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別のある忘年会で映画好きの人が今年の映画ランキングなるものを作り、それをコピーして60人ほどの会員に配布、解説してくれました。その中で彼のお奨め一番は話題の映画「ボヘミアン・ラプソディー」でした。音楽好きの人ならぜひ見に行ってくださいと念をおされたため、何とか時間を作って一人で見に行きました。
ボーカルとしてフレディ・マーキュリーがバンドに参加してから「ボヘミアン・ラプソディ」を作り上げるまでの前半がわくわく、はらはらする展開で一気に引き込まれて行きました。その後、フレディ・マーキュリーの困った性癖と宿命的な病気が描かれて行きますが、ここは少し退屈でした。しかし、最後の20分は大観衆の前でシャウトするクイーンの崇高にして壮絶な姿は、平凡に時間の流れに乗って暮らしている我々を圧倒しました。
クイーンは大の親日家で6度も日本に来ていたとは驚きです。

煩悩を払ふ猫の尾冬ぬくし
