2026年1月14日号
「今週の談話」
謹賀新年。今年もよろしくお願いいたします。
夫婦で穏やかな年末年始を迎えました。少し遅い起床でしたが、幸いにして高縄山から昇る初日の出を拝むことができました。

2日には娘家族、息子家族と湯布院の宿で合流し、新年を迎えました。
折からの寒波で松山も大分も雪模様でしたが、車は走ることができました。
その夜には雪を被った由布岳に満月がかかって、美しく印象的な風景を見ることができました。

*
最近は松山市内の耳鼻咽喉科医院の閉院の話題が時々届くようになりました。
私の医院でも常にそのことが頭から離れなくなりました。しかし、後継者になってほしい息子の意向がはっきりしないので、私は何も決められません。
私の診療内容は私が考案した治療法が多岐にわたっていますので、文書で伝えても伝えきれません。少なくとも半年は一緒に治療しながら伝えていきたいと思っています。私の知恵と息子の新しい知恵を合わせて、新しい医院にしていって欲しいと願っています。その予定が決まるまで、まだまだ先が長そうです。しばらくは今のまま診療をしていきます。
不思議なもので年末になると医院内のどこかがおかしくなります。
今回もコンプレッサーモーターが突然止まりました。この為しばらくの間、鼻やのどの吸入、耳管通気などができなくなりました。年始になって業者の方に来てもらい、モーターの更新をしてもらいました。
耳の治療で来られている方に、今日は機械の故障で耳管通気ができませんと言うと、「これをしてもらわないと、言葉が響いて聞き取りにくい」と残念がっていました。年明けに機械が直りましたと言って、通気をしてあげると、晴れ晴れとした顔で「これでやっと今年も乗り切れます」と言ってくれました。
たかが耳管通気、されど耳管通気です。最近の耳鼻咽喉科では耳管通気をしなくなったと聞いたことがありますが、私は耳の治療の基本と考えて行っています。
耳管通気は主に耳閉感を訴える方の耳管狭窄症の治療に使われますが、私はこの応用で耳管開放症の治療にも使っています。

残像となりゆく町や雪つもる
