週刊 談話室  
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2006年8月7日号

「今週の談話」

 亀田興毅くんの話題が尽きない。

 一回でダウンし、11回でノックアウト寸前となりながら、勝ってしまった疑惑の試合テレビ局の力の強さ(何してもいいのだろうか?と思ってしまいます)を知らしめました。

 戦前から亀田くんの実力に疑問を投じるボクシングファンはたくさんいました。

 TVで作られた偶像(?)は、本物のボクサーの前では本当に子供扱いされていて、力のなさを露呈していました。

 

 亀田くんの弱さだけがバッシングされているように見えますが、7時30分に始まった番組が延々と引き伸ばされ、試合が始まったのが9時という、視聴者をTVの前に不要にひきつけたTV局への怒りがその裏にあるのです。

(しかし、私には分かっていました。息子に、試合は9時にならないと始まらないから、ゆっくり風呂に入れと言いました。私は騙されませんでした)

 

 TV番組の終わりの予定10時となっていたのもおかしい。

 はじめから、12ラウンドまで戦うことが決められていたような番組の組み方です。

 今までの戦歴が正しければ、5回まででノッカウト勝ちでしょう。

 それなら、1時間程度の番組にするのが普通ではないでしょうか?

 

 まともに論評している人が気の毒になります(こんな私も滑稽です)。

 亀田三兄弟の話はTVの作ったドキュメンタリー・ドラマなのでしょうか。

 

 リングサイドの審判の判定の方法を知りたい。

 どうしたら、あんなに上手に勝たすことができるのでしょうか。

 

 スポーツの世界での疑惑の審判は色々あります。

 ワールドカップ日韓大会では、韓国が有利になるよう働いた審判がいました。

 これは世界的な話題になりました。これを話題にした名著まであります。

 今春のワールドカップ野球でのアメリカの審判には笑わされました。

 誰が見ても分かるあからさまな誤審には、怒りを通り越しておかしさがこみ上げてきました。

 

 今回の「事件?」の背景にあるのは、騙されたものの怒りであることを知っておかねばなりません。

 亀田くんは強いと思わされていました。

 TV番組はすぐに試合が始まると思っていました。

 審判は公正だと信じていました。

 

 私たちは騙されていたのだ(TV局に!)と気づいて、亀田バッシングが渦巻いているのです。

 かわいそうなのは、純朴でけなげな亀田くんなのかもしれません。

 

 もし、私たちが救われるとすれば、それは殴られても殴られても最後まで戦い続けた亀田興毅くんの打たれ強さです。この「強さ」は本物です。

 ボクサーとしては、まだまだ突進することしか知りませんが、プロのテクニックを身につけると、本当に強くなる可能性はあります。

 

 私たちはいつの間にか、TV局に洗脳されていました。

 この洗脳から離脱するには、少し時間が必要です。

 

 

「ゴルフdeハッピー」

 久しぶりにゴルフをしました。

 そろそろ、サルスベリの花は咲いているかな、とサルスベリを楽しみにして出かけました。

 まだサルスベリが満開になるには早すぎるようでした。

 

サルスベリ サルスベリ

 

ゴルフ

 しかし、暑いスポーツドリンクをガプガプ飲み、疲れないようにカートで移動しても、後半になると立っているだけでくらくらしてきます。

 Kさんはすごい。

 私より10才近くもお年なのに、暑い中を平気で走り、正確なショットの連続です。その秘密を聞くと、あるスポーツクラブ鍛えているとのことです。

 私の鍛え方はまだまだ甘いことが分かりました。

 

 

「今週の患者さん」

 小学6年生 男児(7月24日号 その後)

 

 鼓膜に穿孔(鼓膜チューブ抜去後に穿孔が残っている)があり、3軒の耳鼻科、病院で診察を受けましたが、鼓膜を閉じさすのは難しいと言われてきました。

 私は、私の考案した鼓膜再生術を行いました。

 その3週間後に鼓膜を観察すると、穿孔していた鼓膜きれいに再生していました。

 中等度までの鼓膜穿孔なら、私は治すことができます。

 しかし、高齢者の慢性中耳炎による穿孔は、組織の再生力が弱く治すのが難しい。若い人ではほとんど治せます。



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