2020年9月10日号
「今週の談話」
「最近はお葬式が少なくなっています」と、ある和尚さんが話してくれました。
そういえば以前松山ではお葬式でクラスターが発生したことがあり、これ以来葬儀に対してコロナ感染を恐れている方が増えていると思います。また、新型コロナに感染したら大変と引きこもりの人が多くなり、高齢者で持病のある方が健康に注意しているためか、死亡率が下がっているのかもしれません。
確かに、この暑い中を出歩くと熱中症になって体力が落ちるので、外に出なくなっているようです。外に出なければコロナウイルスの感染にも熱中症にも罹りにくくなります。
あらゆる業種の方が、仕事量が減っていると言っていますが、お寺さんまで暇になっているとは驚きです。
最近はめまいの方が多いのですが、熱中症がめまいを誘発しているような方も見られます。ふらふらするという症状がしばらく続いているという方は、その可能性が考えられます。安静にして、水分補給することがまず大切です。
三週間ほど前に熱中症になり、その後夜になるとかーっと身体が熱くなり、十分に寝られない、という60歳の女性が来られました。口の中をみると舌が乾いて、白苔に覆われています。こういう方には白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)が効果があります。
白虎加人参湯は激しく汗をかきむやみにのどが渇いて冷たい水をほしがる熱中症のような症状のときに使います。
激しい口喝、舌や唇の乾燥、汗などによる体液の喪失、顔面紅潮、背中に寒気、手足が冷たい、味覚低下、めまい感などの症状が目安になります。
最近はやっと朝晩は涼しくなってきているので、熱中症はさすがに少なくなってきました。
新型コロナウイルスの感染も徐々に減ってきて、ある医学者は日本ではすでに集団免疫ができている、と唱えています。本当なら嬉しいのですが。

萩の花おのが身体をなぎ倒す
