くが耳鼻咽喉科(愛媛県松山市北条)

週刊 談話室

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2021年12月18日号

「今週の談話」

今年は大リーグの大谷選手、最強ボクサーの井上尚弥選手、将棋の大天才藤井聡太竜王の活躍を大いに楽しみました。来年の活躍も期待します。

アメリカの大リーグで大谷翔平選手投手、打者(外野手)の「二刀流」として大活躍をし、アメリカで熱狂的な声援を受けました。ついに本年度最も活躍した選手に贈られるMVP=最優秀選手に選ばれました。日本選手の受賞は、イチローさんが受賞して以来、20年ぶり2人目で、満票での受賞は大リーグで6年ぶりとなる快挙で国内外で称賛の声が相次いでいます。MLBでは自身初めて投打の二刀流として怪我なくシーズンを終え、打者としての最終成績は打率.257、46本塁打、100打点、OPS.965、26盗塁、投手としての最終成績は9勝2敗、防御率3.18、156奪三振という飛躍のシーズンとなりました。

日本でも活躍しましたが、大リーグでこれほどの大活躍をすることは予想外でした。

ルックスも性格も可愛く、いつまでも野球ファンに愛されることでしょう。

これはもちろん大谷選手の類まれなる身体能力に依ることは大ですが、大谷選手を育てられた周囲の環境がよかったのでしょう。

大谷選手のご両親、高校野球部の監督、日本ハムの栗山英樹監督、エンジェルス監督たちの育て方が適切であったと思います。

最強ボクサーの井上尚弥選手は相手の隙を突いて強いパンチを的確に打ち、鋭いボディ攻撃(打たれると肝臓、肋骨まで衝撃が走る)を得意としていています。その攻撃はまるで蛙の舌の様です。突然に舌が長く伸びて獲物を捕まえるように、井上選手の腕は突然に伸びてきて正確な強いパンチが顔面やボディを攻撃します。防御は完璧で相手の攻撃をするりと逃れて、ほとんど打たれません。

つい最近、タイのディパエン選手と戦いました。ディパエン選手は倒れるまで戦うムエタイの選手らしくタフぶりを発揮しましたが、この試合では井上選手8ラウンドにTKO勝利しました。その時の談話が興味深いです。

井上選手「本当にタフで、根性を感じた。これパンチが効いていないのかなと不安になった。こちらがメンタルやられそうになった」

ディパエン選手タフさをみせました。井上選手はスピードは速いし、テクニックもあるボディもあり、パンチも強い、これはやばいと思いました」

それ以前に井上選手WBSSバンタム級決勝戦で強敵かつ難敵のドネア選手とすばらしい戦いをみせてくれました。

ドネア選手は試合巧者で打たれ強く熱戦となりましたが、11ラウンド井上選手右ボディが効いてドネア選手が一時ダウン。審判の疑問ジャッジでKOとなりませんでしたが、そのまま12ラウンドまで戦い終えて井上選手が判定勝利しました。

これからもわくわくとする戦いが期待されます。

将棋の藤井聡太竜王は稀にみる大天才として多くの語り草があります。

小学校の四年生奨励会に入会しました。小学校一年生の時には地域の詰将棋大会全問正解して優勝したこともあります。今もプロ参加の詰将棋大会で連勝しています。詰将棋で鍛えた最後の詰めが鋭く、ここで何回も逆転してきました。

今はあれよあれよという間に19歳将棋四冠に輝いています。

「幼少の頃から潜在能力が輝いていた、ひらめきが素晴らしい、どんどん強くなっていくだろう」という杉本師匠の言葉があります。

京都旅行で仁和寺に寄ったとき、竜王戦で時の豊島竜王と戦った部屋が公開されていました。竜王戦では四連勝将棋界最高峰の竜王になりました。

来年も藤井竜王の戦いぶりが楽しみです。

この三人に共通するのが、家庭環境、育成環境がごく自然で、伸び伸びとしていたという点です。もちろん三人とも大天才であることは間違いはないのですが、日本の風土、ファンを含めて三人を育てた周囲の環境のすばらしさに注目したいと思います。

竜王戦

エンジェルの寝ている時間クリスマス

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