2024年2月29日号
「今週の談話」
先日診療中(2024年2月26日15:24)に小さい揺れを感じた後でドンと体に感じる地震が来ました。後ほど確認すると震度は4でした。思わず机にしがみつく程度で、大きな揺れがなかったので怖さは少なく、医院も自宅も被害はありませんでした。
平成13年の芸予地震(2001年03月24日 15:28)はこの松山地区は震度5弱でしたが、ゆらゆらと建物が揺れ、自宅の食器が半分以上投げ出され恐怖を感じました。今年の正月に大きい地震(震度7)が能登半島で起きたばかりで、地震には慣れていないだけに恐怖が先立ちます。
地球は生きているために地震からは逃れることはできません。さらに大きい地殻変動が来るのではないかと気になるし、それ以上に永久凍土が溶けて少しずつ海水が増え、相対的に地盤が沈下していることも心配です。実感は湧きませんが。
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2023年に生まれた子供の数は75万8631人で8年連続の減少で、過去最少となったと報道されました。第一次ベビーブームの約270万人、第二次ベビーブームの約200万人と比較すると近年の少子化は際立っています。働き方改革による勤労力の減少に少子化が進むと、ますます労働力が減っていき、日本の経済の先細りが懸念されます。
私の医院に来られる子連れの方で一番多いのは子供さんが4人の家庭です。母親に「お国のために頑張っていただいてありがたいです」と話しかけると「手当が多くなるとあと一人は頑張るのですが」と笑顔で答えられました。
結婚される方も減っています。今の時代は納得する相手が見つからないと独身でもいいと考えている方が多いようで、知人を紹介しても結婚までたどり着くケースは稀です。ルックス、経済状態がお互いに納得できないと、当然のことながら破談となります。
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臺句会を主宰されている箱蔵剣さんがピアノを弾きながらシャンソンを歌うミニコンサートが音楽喫茶で開かれました。私も聞きに行きました。句会仲間などが聞きに集まっていました。さすがにシャンソンは馴染みが薄いため、熱狂的に盛り上がることはありませんでした。しかし、歌とピアノ演奏を聞いていると私の頭の中に様々な言葉や風景が流れ出しました。それらを繋いでいくと自然と俳句が生まれました。私は従来の写生俳句は「眼性俳句」と称し、また頭の中で脳が活性化して生まれる俳句を「脳性俳句」と称しています。「脳性俳句」は言葉、風景がファンタジーとして流れるため「俳句ファンタジー」とも言っています。そこで生まれた「ファンタジー俳句」の一部です。

リラの花愛するならば恋すれば
ロックは英語シャンソンは春の羽根
シャンソンと昭和の歌と黒い薔薇
赤い羽根広げて飛べばシャンソン晴れ
シャンソンが道を横切る春一番
春一番はらりと落ちる楽譜かな
