くが耳鼻咽喉科(愛媛県松山市北条)

週刊 談話室

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2026年1月26日号

「今週の談話」

今年に入っていよいよ天才的な人物が二人登場してきました。

一人はウクライナ出身の力士安青錦(あおにしき)(21)です。彼は初土俵から9場所で入幕して以来、5場所連続で11勝を挙げ、大関になるとあれよあれよという間もなく、2場所連続で12勝の優勝を果たしました。

今場所ではその新大関安青錦(21)が、12勝3敗で並んだ平幕熱海富士(23)との優勝決定戦を制し、2場所連続2度目の優勝を果たしました。その優勝決定戦でみせた起死回生の首投げは、一瞬にして閃いた天才的な技でした。

来場所で優勝すれば横綱になりそうです。礼儀正しく日本語も達者で、久しぶりに日本人に好感を持たれる横綱が誕生しそうです。今まではヒール系の無作法な横綱が多く、ひんしゅくを買っていましたが、この安青錦は爽やかな青年風で人気が沸騰しています。

もう一人は政治家です。名前は書けませんが、私はこの方は稀に見る天才と思っています。今の評価も素晴らしいですが、後世に名前を残すと思います。今の姿を記憶にとどめていたいと思います。今までにない深い思慮を持った政治家で、この方に私は大いに期待しています。

連休を利用して、東京に行って来ました。目的は以下の鑑賞です。

シアタークリエという小劇場で、大竹しのぶさん演じるエディット・ピアフの物語を観ました。次にサントリーホールでのヴィヴァルディの「四季」の演奏会。

そして明治安田ヴィレッジ丸の内の静嘉堂文庫美術館での「たたかう仏像」「曜変天目茶碗」(世界に3点しかないという国宝)の見学です。

エディット・ピアフは、「愛の讃歌」で知られるフランスを代表する歌手です。パリの貧民街に生まれ、盲目や育児放棄といった逆境から、路上で歌い始めました。18歳でデビュー後、独特の歌声で国民的スターとなりましたが、恋人との死別、交通事故、薬物・アルコール依存など波乱万丈な47年の生涯だったそうです。

歌は素晴らしいのですが人生模様が暗く、それを大竹しのぶさんが熱演されました。余りにも暗い人生で、どっしりと重い感情が胸に残ってしまいました。

忠実に人生を描写するのもいいですが、舞台ですから創作でもいいので、もっと明るく楽しく描くことはできなかったのかとその演出が惜しまれました。

立派なサントリーホールでのヴィヴァルディの「四季」の演奏会は底抜けに明るい演奏で新年らしく清々しくなりました。自然と希望が湧いてきて、今年は何とか乗り切れそうな気がしました。

ヴィヴァルディ「四季」の演奏会

静嘉堂文庫美術館「たたかう仏像」「曜変天目茶碗」(世界に3点しかないという国宝)は素晴らしい作品の数々で、心が洗われました。

ここに「曜変天目茶碗」が展示されていたのにはびっくりしました。いつか見たいと思っていたのに偶然出会えてうれしかったです。国宝世界に3点しかないといわれ、見られただけでも感動的です。

静嘉堂文庫美術館

東宝本社ビルゴジラが展示されていました。

色々なゴジラがありますが、この像は東宝の会心の作で、いつ見てもその力感が伝わってきてわくわくします。小さな手、大きな手足と尻尾が特徴です。

東宝本社ビル ゴジラ

朝食をとっていると、向かい側のビル人影が見えました。屋上から下したロープに人が吊るされています。これは東宝の本社ビルでの外壁の清掃風景です。宙吊りにされて清掃作業をしていました。この人たちは多分、大小の水力発電所の壁面も同じように清掃をしているのだろうと思い、興味深く観察しました。

東宝本社ビル 外壁の清掃風景

寒晴れや宙吊りの人ガラス拭く

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