2026年2月23日号
「今週の談話」
ミラノ・コルティナ第25回冬季オリンピック競技大会が行われました。
冬のオリンピックは余り興味が湧かないので、話題になった競技を拾い見しかしませんでした。
その中でも興味を引いたのは、スノーボードとフィギュアスケートでした。
スノーボードはどの選手も宙返りを苦もなくこなし、はらはらさせられました。
よくもあんなに若い選手が演技を決められるものだと感心しました。
選手の名前もまたキラキラしていて覚えることはできませんでした。
フィギュアスケートの三浦璃来、木原龍一組の演技は素晴らしく、前半の競技での失敗があったため優勝はもう不可能と思われていたのに、圧巻の演技で劇的な逆転優勝をしてくれました。
日本のメダル数は24個と過去最多を更新しました。
各界で日本は世界に躍進していますが、この大会での演技においても、マナーにおいても世界を驚かせてくれました。日本の底力を見せてもらいました。
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花粉症が始まりました。スギの木の下に行くと黄色の花房が垂れていて風が吹くと一斉に花粉をまき散らします。
スギの花芽は、花粉症が終わる6月頃から生まれ、冬になると成熟します。その後、冬の寒さを受けて休眠をします。そして2月頃に開花を始めます。大きさは1mm の30分の1くらい(30-40㎛)で、顕微鏡で見ますと小さい突起がみられます。個々の花粉はほとんど無色ですが、多く集めると黄色く見えます。
私は屋上で採取した花粉を以前数えていたのですが、無色で分かりにくいため測定用に紫色に染色して花粉を数えていました。その時の記憶が頭に残り、花粉の色は紫色と思い込んでいました。しかし、それは染色した色で本来の色ではありません。
いつも出てくる質問に花粉症の治療には何が一番有効かという質問です。
薬には効果が高いものから低いものまであり、また眠気という副作用が強いものもあるため、飲んでみないと分からないという回答が一番当たっているかもしれません。
私は患者さんに適した眠気が少なく効果的な薬を選択して出しています。その他にも色々と治療方法があるためそれぞれの方に合ったものを勧めています。
舌下免疫療法という方法がいま広まっていますが、まだはっきりとした効果判定がでていないのが実情で、これも合う人と合わない人がいますので、今のところ絶対的な治療法ではありません。また治ったと判定するまで5年程度を要しますので根気強く続けなくてはなりません。
私はそういうことを説明して、治療を希望する方には舌下免疫療法の治療を行っています。これも数ある治療の中の一つの方法です。

(思いのまま)
梅ふふむふっくらと焼く卵焼き
