2026年8月2日号
「今週の談話」
熊本地方で大きな地震があり、各地で深刻な被害が生じました。
この地域では最近、水害もありましたので、大変お気の毒です。
私たちの地域でも診療時間帯に、診察室で気持ち悪い横揺れを感じました。震度3でした。しかし、我々は大きい地震や水害に遭うこともなく、比較的穏やかに過ごすことができています。
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ある雑誌を知人より頂きました。その中に人生訓と思われるものが書かれていました。
「人の悪を言わず己の善を語るな」とか「腹を立てず不測の思いをするな」と書いていましたが、「気づいたことは身軽に直ぐに行え」などもありました。
私は診療をしているとき、本に書いてある治療法を行ってもうまくいかないことがあれば、少し瞑想すると、新たな治療法が頭に浮かんでくることがあります。
それに従えば、新たな治療法を身につけることができます。
こうして思い浮かんできた、私が独自に考えた治療法が20通りほどあります。
それらを駆使して、今までの治療で治らなかったことが次々に治すことができるようになりました。それらの積み重ねが今の私の支えになっています。
私が得た治療法は少しずつ、この談話室に大袈裟にならないように、やや控えめに書いてきました。先の人生訓に依れば、新しい治療法の「己の善」は自慢げに書いてはならないことになります。しかし、困っている人に発見した新しい治療法で治してあげることは大切です。それで良くなれば、自慢げに報告しなければなりません。黙っていれば困っている人を助けることができないからです。この点に関しては「己の善は大いに語るべし」とすべきです。
県外から来られた、めまいの患者さんがいます。本に書いている治療法、治療薬を使ってもどこで治療を受けても全く治っていませんでした。私は話を伺ってすぐに全てが分かりました。
今もらって飲んでいる薬を全て中止してもらい、私が指定した漢方薬を一つだけ飲んでもらうことにしました。そしてまた、そのめまいに効く鍼治療を行いました。そうすると、私の宣言通り、翌日からふらふらするめまい感がすっきりと消え、その後一度もめまいを起こしていません。
これは、この談話室にめまいについて書いたものを、患者さんの奥さんが偶然読んでくれ、わざわざ私の所につれて来てくれたからです。
私はこの治療において人生訓の「人の悪を言うな」と言うことに反して、「今までの治療法は間違っています、私の言う通りにして下さい」と悪口を言いました。そして「恐らくすぐにめまいは消えます」と「善」を語りました。
医療においては「人の悪を言わず己の善を語るな」はだめです。「人の間違いは正し、己の善は大いに語れ」が私の人生訓です。

朝顔は望み通りの空の色
(この花は柳葉ルイラ草です)
